この一枚が、私の勇気。
先日、さわらぎ寛子さん主宰の文章構築アカデミーオンラインサロン勉強会にて、絵画制作のキャッチコピーを相談しました。
上に書いた言葉(「この一枚が、私の勇気。」)は、参加メンバーの方が提案してくださったコピーです。
この勉強会を通して、私は、自分の絵を届けたい相手が変わってきたことに気付きました。
自分の色は、何色か
私は約7年前から、「あなたを色で描く」絵画制作をしています。(colors project)
「人の内側にある、言葉で表現できない素晴らしい何かを、色彩で表現したい」と感じたからです。
「あなたにはあなたの色がある。どんな色も私には魅力的に見える。」
Facebookに、自分なりに感じていることを投稿したところ、複数の方から反応をいただきました。
これが活動のきっかけです。
なぜ、描くのか
綺麗に描いた絵=素晴らしい絵ではありません。
ゴッホ、モネ、ダリ、マネ、マティス、ブリューゲル、レンブラント、ピカソなど(有名な画家を思いつくまま描いています)
それぞれの表現の個性があります。
美術の教科書に載っているような絵を描いていた画家でも、人によって時代によって、評価が違うことがあります。
私は、絵の評価が見る人や時代によって変わるのと同じように、「人が人を見る目」も絶対的な「正しい見方」はないと感じています。
「誰かの素晴らしさ」は、他人が理解しきれるものでも、表現しきれるものでもない。
自分自身にすら、自分の全ては掴めないものだと感じています。
でも、だからこそ「自分が感じるその人」を、私は表現したくなるのです。
「特別なあなた」に絵を贈る。
「唯一無二の、あなた」に想いを馳せて、その人にピントを合わせて絵を描くには、かなりのエネルギーを使います。
それでも私が絵を描く理由は、頼んでくれた人にエールを送りたいから。
絵をご購入いただいた方からは、
「背筋が伸びて、部屋を綺麗にしたくなる」
「元気をもらえる」
「特別感があって、すてき」
「エネルギーが高まるような感じがする」
と好評です。
なお、私はcolors projectの絵を描くのは、自分の心と体が整っているときにのみと決めています。
制作そのものにも時間がかかるので、現状は1年に1作品だけ受けています。
(今年はすでにご予約が入っています。次は2022年以降です。)
自分が「時間」を使いたい相手は、誰?
今回のさわらぎさんの勉強会で、
絵をどんな人に届けたいのか、
誰にどんな未来を掴んで欲しいのか、
改めて考えることになりました。
「自分は、誰の力になりたいの?」
数年前は、弱っている人や元気がない人に、絵を届けたかった。
少しでも元気になってくれたら嬉しいと思っていました。
今は、「覚悟を決めて、勇気を出して、前へ進んでいく人の力になりたい」と、感じています。
絵画制作について、詳細はこちら↓をご覧ください。(料金は今後変更する場合があります)
Atelier Minhoan Webサイトはこちら
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