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「言い訳」が大切な理由
時々、
「こんなのって、言い訳ですよね」
「私、言い訳ばっかりだなあ」という言葉を聞くことがあります。
この言葉は、SNS上でも時々見かける言葉で、
「言い訳はダメ」という社会的通念みたいなものが強く存在しているんだろうなと感じます。
でも、よく考えてみると
なんで、言い訳ってダメなんでしょうか?
「言い訳ばかりして、やりたいことをやらないことを正当化している」
「言い訳ばかりして逃げていたら、本当に大切なことが大切にできない」
こんな答えが返ってくるでしょうか。
確かに、それもわかります。
でも、そういう「正論」って、
手厳しくて、個別のケースなんて全然考えてなくて、
ちょっと冷たいと感じることがあります。
私は、セッションの時には、
「あえて、言い訳してみてください」と言うことがあります。
その理由は、『言い訳』というフィルターをかけてしまうことで
「押さえ込んでいる何か」に、
大事なものが潜んでいるかもしれないからです。
・できない
・動けない
・気持ちが前向きにならない
そんな状況の背景には、まだ言語化されていない、クライアントさん一人ひとりの事情が隠れていると、私は感じています。
「面倒くさい」「なんとなく怖い」そんなふうに『言い訳』をしている方の心の奥底には、今の生活の中で絶対に壊したくない、「大切なもの」があるのかもしれないのです。
行動を妨げている、「壊したくない、自分にとって大切なもの」が何なのか?
その点を理解できれば
「リスクを冒してでもやりたいことなのか?」「その他に方法はないか?」など、自分に対して建設的な問いを向けられるようになるのではないでしょうか。
ご自身の中にあるものを、
「良い・悪い」で判断せず
まずは言葉にしてみる。
そんな時間を積み重ねていくことで、ご自身の心やあり方に
小さな変化が生まれ、
生き生きと毎日を送ることにつながると、私は信じています。
落ち込んだ時も、前向きに進んでいるときも、「さらなる一歩を踏み出したい」なら
なかがみは、「頭の中が見える化」セッションでコーチング(目標達成を目指すコミュニケーション)をベースにしたセッションを行なっています。
一般的なコーチングと違うのは、お話しされた内容を、その場でテキストに書き起こして「見える化」すること。
必要に応じて、「今日決めたこと」「考えたこと」「これから検討すること」などに整理して、何度でも見返せるような形にしてデータをお渡ししています。何度でも見返せるから、「あの時、こう考えたから、今これをやってるんだ!じゃあ、次はこうしよう。」「この方法でダメだったから、次はこっちで試そう!」などと、仕事の戦略を立てる時の役に立ちます。
クライアント様からは、「スッキリした!」「なかがみさんがいなかったら、ここまでやれなかった!」と好評です。
なお、セッションを進めていく中で、「やると決めたのに、動けない。しんどい」と感じられた場合には、クライアント様に確認をした上で、カウンセリングやブリーフセラピーの考え方をベースにセッションを進めます。
「心に引っ掛かりがあるまま、行動だけを変えようとする」のではなく、時には気持ちに焦点を当てて、感じていることを言葉にすることが重要だと考えているからです。
対個人だけでなく、チームを運営している方向けの、チームサポートプランもございます。(チームメンバーへの定期セッションと、チーム運営に関するチームリーダーとの定期MT)
ご興味のある方は、なかがみのWebサイトからプラン詳細をご覧ください
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