見出し画像

[GBA:12] ロックマン&フォルテと私。

ロックマンとは長い付き合いで、シリーズの8割以上プレイしている。
本家シリーズで1番好きなのは「9」。次点で「3」だ。
「ファイアーエムブレム」漬けの生活を終えた私は「久々にロックマンに会いたいな」という想いから次なるゲームソフトを決定した。

そんな訳で今回は「ロックマン&フォルテ」の感想を綴る。当然GBA版だ。
まぁ、「ロックマンに会いたい」とか言っておいてフォルテプレイの感想なのだが。

ロックマン&フォルテとは

2002年8月10日発売。
「ロックマン&フォルテ」はSFCで発売された作品であり、今回はそのGBA移植版をプレイした。SFC版は既プレイだが、GBA版は初プレイだ。

本家シリーズでありながらナンバリングではないのだが、これは「SFCユーザへのお詫び」として開発されたかららしい。
「SFCでの展開を楽しみにしていたファンの皆さん、速攻で次世代機(PS&SS)に移ってごめんなさい」という話だと思われる。

そんな開発背景だからか、あるいは短期開発&コストカットのためか、「ロックマン&フォルテ」にはPS&SSで発売された「8」の素材流用が散見される。
次世代機相当のドット絵が旧世代機で楽しめるとは、よく考えたらすごい話ではないだろうか?
GBA版もドット絵のクオリティは素晴らしかった。
高クオリティのドット絵からしか得られない栄養の供給、ありがたい話である。

ちなみに「SFCユーザへのお詫び」として作られたにしては、本家シリーズの中でも高難易度の部類に入る。詫びる気はあるのか?

なんと言ってもE缶がない。
その上で終盤ステージは連戦に次ぐ連戦だ。
主に出張帰りの特急電車内でプレイしていたが、ボス連戦の末にフォルテが爆散した時はTPOを忘れて椅子からズルズルとずり落ちそうになった。
特急電車で「ロックマン&フォルテ」を厳しい顔してプレイするおじさんを見かけていたならば、それは高確率で私だ。

ロックマンのライバル、フォルテ

「ロックマン&フォルテ」の特徴はなんと言ってもフォルテが使えるところだ。

フォルテは「7」にて初登場したライバルキャラクターで、本格的なプレイアブル化は当時本作のみ。(今は「10」でも使える)
SFC時代に登場しただけあり、ほぼ全身タイツのロックマンと比較してかなりヒロイックなデザインをしている。かっこいい。
ちなみに製作者はDr.ワイリーで、フォルテの後継機が「ロックマンX」に登場するゼロという裏設定がある。(他作品のEDで描写あり)

ゼロに連なる機体だけあって、ダッシュや2段ジャンプといったロックマンとは比較にならない高機動力を誇る。
「ロックマン」のステージを「エックス」で攻略すると考えて貰えれば大体合っている。
ステージギミックなど何の障害にもならない。
本家シリーズ名物の消える足場も、フォルテにかかればダッシュジャンプで楽々飛び越していけるのだ。
フォルテに慣れるとロックマンでの攻略が苦行すぎて辛い。

ロックマン&フォルテを終えて

E缶なし&ミクロの操作性の低さからラスボス戦はかなりの苦戦を強いられた。
何とかクリアできたのは完全にフォルテの機動力のおかげである。マジ感謝。
ちなみにフォルテでクリアしても、ちゃんとDr.ワイリーは土下座してくれる。
そうでなくっちゃ。

さぁ、次のゲームへ行こう。

余談だが、GBA版のパッケージが有賀ヒトシ先生でないのはなぜだろう?
有賀ヒトシ先生の「ロックマンメガミックス」シリーズはロックマンファンのバイブルなので未読の方には激しくオススメする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?