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[GBA:21] ミスタードリラーAふしぎのパクテリアと私。

これまでの人生で、私はあまりナムコに触れてこなかった。
しかし、例外的に好きなタイトルがある。「ミスタードリラー」だ。

今回は「ミスタードリラーA(エース) ふしぎのパクテリア」について綴る。
アーケードや据置向けとは違った魅力に溢れる一作だ。
以下、「ミスタードリラーシリーズ」をサブタイトルで呼称する。

ミスタードリラーAふしぎのパクテリアとは

2002年8月23日発売。
「ミスタードリラーシリーズ」第4作にして、初のコンシューマオリジナル作品だ。

「ミスタードリラー」はシンプルなルールとポップなビジュアルで人気を博したアクションパズルゲーム。主人公ホリ・ススムくんを操作して下へ下へとブロックを掘り進んでいく。
私の初プレイは第3作「G(グレート)」。
最近だとシリーズ20周年記念作品「アンコール」をSwitchで購入し、夜な夜なワールドドリルツアーを楽しんでいる。腕前は下手の横好きレベルだ。

今から「ミスタードリラー」を遊ぶ人には「アンコール」をオススメしたい。
大画面で綺麗なグラフィックを楽しめるし、ゲームモードも多彩だ。
BGMも最高。

しかし、「A」には「アンコール」にはない独自の魅力がある。

小さな画面にギュッと詰まった魅力

「A」独自の魅力とは「可愛いドット絵」と「チップチューン(※)」である。

 ※ざっくりピコピコしたゲーム音楽と思って頂ければ大体合ってる

私は「ミスタードリラー」のグラフィックとBGMが大好きだ。
格ゲー全盛のゲーセンで見た「ミスタードリラー」は衝撃的だった。
そして、その見た目からは想像できない壮大なBGMにも大いに痺れた。
「アンコール」を遊ぶ目的の半分はBGM「僕の→地球 僕らの地球」を聞くためと言っても過言ではない。(子どもたちの合唱が最高なので是非聴いてほしい)

しかし「A」はハード制約から高精細なグラフィックや壮大なBGMを再現できない。

では魅力が半減しているのか?そんなことはない。
「可愛いドット絵」と「チップチューン」が独自の魅力を醸し出している。
小さな画面の中で頑張るススムくんはめちゃくちゃ可愛いのだ。
ドット絵やチップチューンでしか得られない栄養がある!

ただ、この栄養を必要とするのはレトロゲームに傾倒している同志だけだろう。
そんな訳で、今から「ミスタードリラー」を遊ぶ(レトロゲームにこだわりのない)人には素直に最新作「アンコール」をオススメする次第である。

ミスタードリラーAふしぎのパクテリアを終えて

「ミスタードリラー」はどれを遊んでも安定して面白いシリーズだ。
オススメはこの記事でも述べた通り、最新作「アンコール」。
だが、気が向いたら「A」も遊んでみてもらえると嬉しい。
小さな画面で頑張るススムくんめちゃくちゃ可愛いから。

でも、DSの2画面ぶち抜きもいいんだよな〜。

さぁ、次のゲームへ行こう。

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