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三日坊主で飽き性だった私がヨガインストラクターになるきっかけ

やりたい事や自分のこともよく分からなかった20代

20代の頃は特にやりたい事がわからず、
趣味も特にないし、
自分が何が好きかもよく分かっていませんでした。

とりあえず、正社員で働いた方が給料が安定しているから
親も安心するし、
そんな感じで正社員の事務職に就職する事ができ、会社員生活のスタート。

毎日決められたことをして、
会社と家の往復の日々を送りながら
自分は何のために生きているんだろう。。。
私の価値って何なんだろう。。。
消化するような毎日で
目標が見つけられずに、もやもやする日々。

何か自分に合った、
自分にしか出来ないような仕事がしたい、
やりがいを感じられるような事がしたい。

と、フラワーアレンジメントを習ったり、
アクセサリー作りをしてみたり、
自分が面白そうだな、と思うものは色々やってみました。

楽しいし、面白いけど、
なんかイマイチしっくりこなくて、
いつの間にか続かなくてやめて、を色々と繰り返し、
周りからも三日坊主で、飽き性というイメージをつけられていました。


ヨガとの出会い

ヨガについてもそうです。

それまでも何度か、ジムの中にあるヨガの体験だったり
大人数のヨガクラスを受けたことはありましたが、
あまりハマることが出来ず、
ふーん、ヨガってこんなもんなんだ。。
くらいにしか思っていませんでした

30歳で子供を出産し、
産休中、旦那の実家である上海に帰省していた時です。
旦那の知り合いの方が経営されているというジムに行くことになり、
せっかくなのでプライベートヨガをさせてもらうことに。

産後、10kg以上太って、体を動かすこともほとんどしていなかったのですが
軽い気持ちで受けてみると…

90分マンツーマンでのヨガで、
その時初めて、自分が思っているよりも体が動かず、
筋力、体力も落ちていることに気づきました。笑
体が重かった…
でも必死で、90分体を動かしていると
自分でもびっくりするくらい集中できて、
あっという間に時間が過ぎていたのを覚えています。
汗もたくさんかいて終わった後にはスッキリ…
なんとも言えない爽快感でした。

それが、結構動きの多い、”ヴィンヤサヨガ”
だったのは後から知ったのですが
ヨガは、長い時間ポーズをキープするもの
と思っていた私には衝撃で、あ、このヨガ結構好きかも〜と感じていました
流れるように動いていくヨガが楽しくて、
今思えばあれが
呼吸に合わせて動いていくことでの瞑想状態だったのかなと思います

今まで当たり前だった自分の為に使える時間

ヨガのクラスを終えて、
久しぶりに自分の為に使う時間が
こんなにも貴重で贅沢なことなんだぁという実感と
家族や周りの人に対する感謝の気持ちも自然と湧き上がってきました。

↓その時の上海のスタジオでの写真

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先生はロシア人で、空手を長い間やっていたけど、
柔らかい体を作りたくて、ヨガを始めたという先生。
とても綺麗で、優しくて笑顔がチャーミングな先生でした♡

“細い方が綺麗”
っていうそれまでの私の概念を一気に取り払って
筋肉がしっかりあって、体をコントロールできる
それでいてしなやかな先生の体みたいになりたーーい♡
と憧れ、一気にヨガにハマっていった感じもあります。笑


自分に戻れるヨガ

日本に戻ってきても、早速ヴィンヤサヨガで検索して
少人数のヨガ教室に足を運びました

大阪のヨガの先生もとても素敵な方で
気づくと毎週ヨガスタジオに通うように。

先生がシャバーサナの時に
今この時間だけは、自分の役割を手放しましょう。
母親であること、妻であること、会社の社員であることなど
色々な役割を手放しましょう
と誘導してくれます。

本当にその通りで
90分の週に1回の時間だけでも
ただの何者でもない、”自分”に戻れるような感覚を味わう事ができ、
自分と向き合うことのできる時間になります。

いつの間にか自分でも気付かないうちに
色々な肩書きを背負っていているけど、
それを一旦下ろせる場所がある

それって本当に、子供を産む前や結婚前に
に少し戻ったような、若返ったような気分になれるんです。

すぐに色々と飽きてしまう三日坊主な私ですが、
これだけ楽しく、続いているのは、この感覚が病みつきになったからかも知れません。

さらに深くヨガのことが知りたくて、
哲学や解剖学も深く学びたくて
インストラクターになるためのスクールに通うことを決意。

私がヨガを通して得られた気持ちを
多くの女性やママ達にも味わって欲しい。

体だけじゃなくて、心も若返るそんなヨガを続けていきたい

それが今の私の目標です

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