絶望から抜け出した朝の記憶
あなたは絶望から浮上した瞬間を
覚えていますか。
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わたしのお絵かきムービーは
こちらで見られます
https://mineri.org/lp
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わたしは
30代のほとんどは
心と身体の浮き沈みと葛藤して
過ごしていました。
幸いなことに
舞台は仲間の協力で
出演していたのですが
それ以外は廃人めいたくらしを
していたと思います。
ある朝
不意に
本当に脈絡もなく
まさに今日みたいな美しい朝に
あ。
なんか。
今日は朝が嬉しいな。
と、感じました。
普段は朝が怖かったのですが
その朝は
本当にカーテンを透かす空が
どれだけ高いのか見通せるほど
視界がクリアで。
その瞬間わたしは
故郷札幌を離れて東京にもう一度出ようと
心に決めたのだと思います。
わたしは
すごく小さい頃
学校に上がりたての頃
友達との関係がうまくいかず
こんなことを夢見ていました。
わたしはベッドで横になり
家族や友達に囲まれています。
そして友達が泣きながら言うのです。
「出会えてうれしかったよ
いじめてごめんね
あなたにもう会えないとわかってたら
もっと優しくしていたよ!」
わたしはうっとりと
その空想をして
自分を慰めていました。
わたしが
弱っていたら
誰もいじめないのかな。
ところが現実のわたしは
(実際には小児喘息などもありましたが)
基本的には健康優良児で
しかもどっちかというと
常ににこにこ
元気でした。
病気に憧れるなんて
変ですよね!
わたしはたぶん
ほんとうに
ほんとうに
助かりたかったのだと思います。
ある意味病気になったことも
そのときの願いのかけらが
いたずらをしたのでしょう。
時間差が大きすぎる
神様からのプレセント。
「うんと心配されればいいさ!」
病気も
プレゼントだったのでしょう。
浮上を体感するのとセットで。
わたしが本当に
その原因不明のもやっとした
世界から
脱出できたのは
育児と介護を経験したことが大きい。
どちらも
泣きたくなるほど
わたしを必要としている人たちに
囲まれて暮らす日々。
あんなにも願った
「あなたがいないとだめなの」
という時間の積み重ね。
その重圧が重くて悩んだこともありましたが
わたしは逃げることもなく
いやになるほど
結局は
人が好きなんだと思い知るのです。
育児も介護も
わたしをこんなにも
求めてくれる人がいる。
それを幸せと呼ばず
なにが幸せなのか。
今は
原因不明の熱やめまいが出たときは
仮に自覚的に気分が滅入ってなくても
気が済むまで布団をかぶって
寝ることにしています。
罪悪感をもったりしない。
夜があけることを信じる。
深く考えない。
そして自分を抱っこする。
すると
活力がわいてきて
あの爽やかな朝が訪れるのです。
それから外に出て
深呼吸をたくさんして
自分を
リセットします。
沈んだ経験も浮上の経験も
わたしの強みだと
今は確信しています。
人は
人に必要とされること
実際人に貢献できること
それが実感できること
それ以上の喜びを持っているのかなと
わたしは思います。
でも霞を食べて
生きてはいけないから
「仕事」をしながら
生きていこうとするものだと
思います。
働き方を選べる時代だと
言われていますが
求めていかなければ
自動的には
「仕事」は得られません。
あなたも
あなた自身が願って
選んで
今日の仕事を続けているのでは
ないでしょうか。
わたしは
お絵かきムービーをつくることを
選びました。
どんな仕事でも
人と出会ってこそ力を発揮します。
インターネットの時代
人との出会いを演出できるのは
なにか。
共感を広げるものは
なにか。
その役割を担えるのが
お絵かきムービーです。
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見ることができますが
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自分の経験をもとに思いのまま書いていきたいと思います。 現在「人工股関節全置換手術を受けました」(無料)と 「ハーフムーン」(詩集・有料・全51編1000円)を書いています。リハビリ中につき体調がすぐれないときは無理しないでいこうと思います。