沢山ある東京都の中小企業支援
保証付きのものを勧められた
個人事業主の場合特に保証人はいらないのだが、融資そのものに保証がつく創業支援融資を勧められた。
新たな事業展開に活用する創業融資向けプランだ。
わたしは動画作成をしようとしている。これまでにソフトやペンタブ、アナログな画材なども用意しているが、試験的にいろいろやってみたところ重大なものがひとつ必要だとわかった。
パソコンの限界っ(千代の富士の声で再生希望)。
事業の仲間たちはMacが多いようだが、わたしはもう20年Windowsを使っているので、今更それ以外は難しい。知識もそうだしMacに対応するソフトなどを揃えなおすのはもったいなさすぎる。
たましんで融資を受けたい旨を伝えたら、事業そのものがそうハイリスクでもなく、途方もない金額を求めるものでもないので(ぶっちゃけカードローンでもあっさり借りられる範囲だと思う)、そう難しくない融資だとは言われたが、保証がついているものだと、融資の返済の実績を銀行と都、さらに保証組合にも作れるのでそういったものを勧められた。
わたしは実績をつくりたい
実はわたしは、過去にリストラの憂き目にあっている。
ひとつはそもそもが個人事業的契約だったので、解雇の要件には満たなかったため、たたかうことすらできなかった。(2020年の今ならまたたたかいようもあるかもしれないが)
もう一度はつい3~4年前になるが、アルバイト先で「余裕がないから従業員をひとり切りたい。それがあなただ」と言われた。そのときすごく印象的だったのが、オーナーのこの言葉だった。
「俺は借金しないでやってきた。今後もするつもりはない。自腹の持ち出しはしない。だからやめてもらう」
わたしは自分が人を雇ったことはないから、あまり無責任には言いたくはないが、銀行や信用組合から融資を受けることは恥でもマイナスでもなく「実績」だと思っていた。ぶっちゃけ「さすが二代目!!」と思った。
創業手帳を取り寄せたが、そこにも同じことが書かれていた。
今「失われた二十年」の中で銀行がお金を貸して利息で利益をあげていくという健全な経済活動が崩れかかっている現状もあるけれど、中小零細企業を支えることは経済活動を支える根幹なので、オーナーだって本気で事業を立て直したいと思ったら、様々な融資があったし、それをきっかけに事業展開をしていく道だってあったはずだった。
わたしは労働法に基づいて「やめません」という意思を伝え「まずは解雇通知書をください」と言ったら、どうやら税理士に「それ勝ち目ないよ」と言われたらしく(もちろん仕事もがんばってそれも認められたけど)解雇は取り下げられた。
わたしは当面はひとりでやっていくつもりだけれど、もしチームで動くときがきたら、実績をもとに大きくなっていきたい。幸いなことに、ある程度の年齢になってから出会った方々の中には「あなたと一緒に仕事したらたのしそう!」って言ってくれている人もいる。
これからの時代は女性が女性自身のために働いて、自分にも社会にも貢献していける時代だとも信じている。
夢はともかく先立つものが欲しい
夢と計画を携えて、また月曜に融資の話に行ってくる。パソコンをローンで買ってもいいのだけれど、なんでもかんでも欲しいものを月賦払いにすると、毎月の返済がひどいことになる。リボ払い変更もできるけど、リボ払いの利息にお金を使うくらいなら、今すぐに助手がいてくれて、一緒に事業をはじめたほうがいいくらいだ!
Win10に無事更新できてけっこう時がたつ。
だからいいと思っていたけれど、なんとWin10には標準装備で「ゲーム バー」という動画キャプチャ機能がついたのである。それがわたしのマシンでは使えないことがわかった。
これは痛い!痛すぎる!
動画キャプチャさえ撮れたらわたしの画風でアニメーションをつくるのがめっちゃ楽になる。欲しい。欲しすぎる。商売道具は大事だよ。