見出し画像

義務教育の保護者である間にしておきたいこと

いじめられる子を転校させる風潮は絶対変わるべき。だけど現に当事者になったときは執着しないでどんどん居場所探ししたほうがいい。たたかうのはその後だ。そう思ってきた。だがこのことについてきちんと学校や教育委員会と懇談したい。同じ気持ちの人いるかな。 #国分寺市

https://twitter.com/rukanon/status/1233134692230025216?s=19

これだけでひとつマガジンが作れるが、わたしの子どもは不登校だ。けれど行き場を見つけてからはほとんど休んでいない。

学校が居場所でなかったから行けなかったのだ。

理由はふたつ。
 教師含む学校そのものの無理解
 生徒からの行違いや気づかなかった、間違いいう名目のいじめ

わたしはいじめや過度のご指導とたたかう前に、娘たちの居場所を確保することに殆どの労力を使った。場所や人が変われば君たちを受け入れ、むしろ待っていてくれる人と絶対に出会える。わたしはそれを信じていた。

娘たちは悪くない、ということと、国分寺市の教育及び教育委員会がそこまで悪質ではないと信じたかった。

結論から言えば、信じるに値する居場所をもらった。

それは感謝にあまりある。

具体的には、適応指導教室と、通級支援学級を利用した。週に一度は市外の民間の居場所にも行ったが、それを受け入れてくれたのもありがたかった。

しかし学校に行けていない理由は未消化のままだった。これについて卒業前に率直に学校や教育委員会と話がしたい。

今、ツイッターでは、子どもたちが学校に行けないばかりか、命さえ危ぶまれるレベルで悩み苦しんでいる様子がわかる投稿がたくさんある。すごくつらい。テクニックとしては、早々に割り切って転校したり、支援の場に行けばいい。だが定期代は学割にもならないし、通級はともかく適応指導教室は交通費の補助もない。勉強は自習が原則だし、「居場所ではあるが学ぶ場として充足しているか」という課題はある。

わたしは「学び合い」教育に興味関心を持っていた。だが国分寺市の適応指導教室は「原則は自習」で、教師は正規雇用か非正規かわからないが、生徒が増えて部屋や人が足りない気配もあった。

(先生方は命の恩人で、ひとりひとりに何も文句はない。あくまでも学びの場として位置づけはなくていいのかというシステムの話だ)

それは在籍校も同じだ。

カウンセリングを(自費の保険適応外)受ける中で、娘たちは傷ついた記憶を整理し、被害を言語化しだしたが、その中で教員から「お前なんか来なくていい」という言葉があったことが出た。これを学校に確認してもらったところ校長から深い詫びの言葉を頂戴した。教員が人権教育を受けて、そうした暴言を学校から一切なくす約束もしてくれた。

でもそれは教育委員会も把握しているのだろうか。その他にも再任用の保健教諭に「保健室は病人が来るとこじゃないんだよ(意味不明)」という発言を受けた。学校の説明ではそれは長時間は困るとか解釈の問題のように言われたが、保健室登校なんか当たり前のことで、再任用教諭の古い価値観で子どもたちが傷ついたことは置き去りになった。

同じようなことを起こさないために、教育委員会にはうちだけではなく聞き取りなどの努力をしてほしい。

傷つくのは子どもたちだから。

自分の経験をもとに思いのまま書いていきたいと思います。 現在「人工股関節全置換手術を受けました」(無料)と 「ハーフムーン」(詩集・有料・全51編1000円)を書いています。リハビリ中につき体調がすぐれないときは無理しないでいこうと思います。