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サービスの黒を調査してみた

Webデザイナーを目指したての頃、Webサイトの黒はすべて#000の黒かと思っていました。
デザイナーになってからは目が良くなって、この黒は黒じゃないなってなんとなく理解しました。今となっては#000はコントラストが強いため避けるようにしています。またブルー系列のブラックが白に馴染み個人的に好みであることもわかりました。

今回この「黒」とユーザーが認識していそうな部分にどんな黒が使われいるのか調べてみました。

調査したのはPCサイトで良く見られているであろう文字色にどんな黒が
使われているのかという所を10サイト見て確認しました。
(間違っていたらすいません!)

隣に#000を置いてみました。

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気付きなど

サイトによって同一のカラーコードが指定されている事もあるのかなと思っていましたが10サイトとも違いが出ていて面白いなと感じました。
googleに関しては、google内のサービスによってまったく違うため今回検索表示のディスクリプションにしました。
また、ブルー系、ブラック系を使っているサイトを分類しました。



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ブルー系のブランドカラーを使っているからブルー系を選択しているのかと思っていましたが、そうでもなくappleやgoogleでも使われている所を見るとブルー系のブラックは何かしらの理由で使いやすいのかもしれません。
いっぽうでappleのサイトのテキストリンクで黒を使っている場合において#000をつかっている箇所がありました。他の文字との差別化をはかっているのかもしれません。

個人的に好きな黒

Facebookの黒は昔からブルー系だったので好きでした。
投稿タイトルとキャプションでカラーを変えている所からもこだわりが伺えます。
Instagramの黒はブルー系ではないのにサイト全体でなぜか馴染んで見えるので最近好きになっています。

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まとめ

ブルー系の黒が馴染んで見えることや、#000を使わないことなどは、
人間が物理的世界で#000を見る機会がなく違和感が強くなるのかなとも思っています。(これはどこかで研究されているのだろうか。。)
夜はブルー系の黒ですし、瞳を閉じている状態でも皮膚や血管を通した黄色味を帯びているように見えます。
人間が成長過程において感じたことのない色は見慣れないコントラストとなり違和感につながるのかなと思いました。

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