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ポートカケガワまちの図書室づくり【中間報告】クラファン・選書・夏祭り

新しい働き方LAB指定企画「ポートカケガワまちの図書室」の中間報告です。
図書室づくりのメンバーとしてのミッションはこの2つ。
・図書室の棚をつくり、並べる本を選書する
・ポートカケガワ発行のZINEの第2号を作成する

【6月】楽しみにしていたMTG

いよいよ指定企画「ポートカケガワまちの図書室」が始動します。
メンバーに選んでいただいて、みなさんに会えるのをとても楽しみにしていました。
「本好きさんと話ができる!」というだけでもレアな経験です。
MTG前にワクワク感はMAX!「あれも話したい、これも話したい」と一人で盛り上がっていました。

ところが、6月下旬の初回MTGは淡々と時間が過ぎて、特に何も決まらないまま終わりました。
後から考えれば、「これからみんなで企画を進めていきましょう」というプロジェクトなので、「そいうものなのかな?」とも思いました。
でも、何か物足りなくて、「もっとみなさんと話したい」という気持ちが盛り上がり、交流会を企画しました。

6/28(金)の夜に雑談会を開き、6名の方に参加していただきました。
実は私、雑談が大好きなんです!
あたらぼ2期の頃には毎月1回交流会を開催していました。
人って、一度雑談した相手と話す場合と、まったく会話をしたことがない相手とでは、コミュニケーションの距離のとり方が変わります。

雑談は、心の距離を縮める効果があると思っています。

7月クラファン達成(すごい!)とミートアップ

自分の本棚の一部

図書室をつくるというミッションに燃えていた私ですが、すこしトーンを落とすことにしました。
ふだん、フリーランスのライターとして一人で仕事をしているので、私にとってのMTGのというのは、「何かが決定して実行に移す場所」です。

そのため、せっかくMTGの時間を設けているのに、何も決定しないことに戸惑いを覚えました。
ですが、これが「チームで動く」ということなのかと考え直し、ゆるりとしたペースにあわせることにしました。

ポートカケガワでは、9月にオープン予定の「ペイフォワードライブラリー」を含めたクラウドファンディングがスタートしています。
7月27日までの約1ヶ月間に、300万円の資金を集めるそうです。

最終的には、約550万円の資金達成に成功しています。
正直、すごいと思いました。
クラファンって、こんなに成功するものなんだと改めて可能性の大きさに驚いています。

7月中旬には、ポートカケガワでミートアップがあったのですが、私はいけませんでした。
突然仕事のオファーが爆増しはじめ、今まで経験したことのない忙しさに突入したためです。
でも、少しでも雰囲気を味わいたいと思い、オンラインミートアップに参加しました。
自分の本棚を紹介し合ったり、推し本を紹介しあったりして、とても楽しかったです。

7月のミートアップの様子は、メンバーのmaikoさんが書いたこちらのブログで体験することができます。とても楽しかった様子が伝わってきます。→

8月 楽しかった選書と夏祭り

クラファンが終了し、ペイフォワードライブラリーのクラファンの選書数が決定しました。
当初、図書室には1000冊の本をいれるという予定でしたが、オープン時にはとりあえず半分の500冊あればいいのでは?という事になりました。

クラファンでの本数と図書室メンバーの選書数で500冊を目指します。
8/31日の選書の締め切りに向けて、ひとり20冊の本を選ぶことになりました。
わたしは、選書班の班長になったので、メンバーが選書を進める際に困ったことがないようにサポートしていきます。

早い段階で選書をして、自分の選んだ本をメンバーにオープンにしました。
40冊くらいバーっと選んだのですが、この作業が意外と大変なのですが、それ以上に楽しいのです。

たぶん、締切がなければ、永遠に選書していられます。

選書というのは、目的や対象者に合わせて本を選ぶことです。人に対しての選書もありますし、場所に対しての選書もあります。
どちらの場合にも、対象者の興味やニーズを深堀りし、その人や場所にあった本を選び提供していきます。

誰かの誕生に本を贈る場合、「どんな本がいいかなぁ」と考えますよね。
あの感覚に近いです。

今回は、ペイフォワードライブラリーのための選書なので、利用する中高生のための本を選ぶことになります。

カケガワの中高生のために、本好きの先輩たち10名が渾身の選書をしました。
私が本を選んだ基準はこちらです。
・中高生に読んでもらいたい本
・自分の仕事に役立った本
・子供の頃、自分が読んで感動した本
・人生に迷ったときに手にとってもらいたい本
・困った時に寄り添ってくれた本

自分の経験上で、「この本があって良かった」という本と、「高校生の頃に出会っていたら、人生が変わっていたかも」という本を中心に選びました。

一冊だけ、私が選書した本を紹介します。
1000冊以上本を読んできた中で、一番ストーリーが面白いと思った本「レ・ミゼラブル」を選びました。
はじめて読んだのは小学校5年生の頃、「ああ、無情」というタイトルの児童版でしたが、主人公のジャン・バルジャンの数奇な人生に惹き込まれ、夢中になって読みすすめました。

他にどんな本が並んでいるかは、ポートカケガワのペイフォワードライブラリーで確かめてください。

もう一つ、8月には楽しいイベントがありました。
8月30日(金)から31(土)にかけて行われた「あたらぼ夏祭り」です。
24時間オンラインでつながるこのイベントに、図書室のメンバー有志5人で出演し、「推し本トーク」をやりました。
みんなが楽しそうに本を紹介する姿を見て、「この人たち、ほんとうに本が好きなんだなぁ」と改めてみなさんに出会えたことが嬉しくなりました。

その後、お昼すぎに自分もイベントをやったのですが、図書室のメンバーも見に来てくれて、ほんとに嬉しかったです。

本好きさんは、広い心をもった方が多いと感じています。

9月に入り、図書室づくりも大詰めになってきました。
9月のミートアップには、わたしも参加する予定です。
Zine制作も本格始動しそうです。
ライターとしてお力になれることがあれば、協力していきたいです。

新しい働き方LABの研究員制度については、下記をご覧ください⇩

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