会社と学歴に頼って生きていたことに気づいてしまった。。

今までは、学歴関係ない、会社名じゃない、手に技術をつけている人がすごいと思っていたし、今でも思っている。

私自身、国立大学大学院を卒業して、一応大企業と言われる会社に勤めて早15年。正直私が卒業したのも入社したのも一流ではないし、経歴を気にしていなかった。周りの人に聞かれて答えて「すごい」というような反応が返ってきたときはむず痒い思いをしたし、本当に自分でやりたいことを見つけて、高卒からトレーナーになって頑張っている人、とことん突き詰めた美味しい料理を作るシェフ、同じ会社でも現場のスキルが高い現場採用の若手などがすごいと尊敬していた。
家族や友達から「あの人はどこの学校出てるから」というような話を聞くたびに違和感を感じむしろ家族とは喧嘩すらしていた。

副業で事業を始める準備をして気づいた私の矛盾。

最近、副業で自身での事業を始めるために、商工会議所の創業支援セミナーに行って勉強をしたり、市の創業支援の仕組みを使ったりし始めた。そこで市役所の方や商工会議所の方、そのほかセミナーの参加者ともちろん初めて会って挨拶や会話をするが、もちろん事業を始めていない私が持っているものは自分の名前と今後やりたいことのみ。使う名刺は会社の名刺ではなく新たに自分が作った気合いの名刺。
一方で、本業の会社員として仕事で市役所等の方等とやりとりするときは会社の名刺で会社の肩書きと仕事内容で挨拶。
この経験をして、自分が新たに作った名刺での挨拶が大変心細い気持ちになっていたことに気づいた。心細い理由としては、新たな事業分野は自分で事業を回した経験がほぼないということももちろんある。でも、それだけではなく、私の根底に「会社の名前」「出身大学」などに頼って生きていたというところがあったのだと思う。
学歴や会社で人を判断するなんて、馬鹿みたいと思っていたにもかかわらず、自分は心の奥ではそこに頼っていたのかということに気づき、私小さいなととても悲しい気持ちになった。

今後に向けてもっと魅力的な「人」になる。

自分の小ささに気づいてショックは受けつつも、現段階ではそれが事実。事業を始める一歩を踏み出さなければ、自分の根底にある気持ちに気づかずに過ごしてきたのだと思う。そのような観点で気づけたのはとても良かった。
今後も、いろいろな取り組みをすることで、世の中の他の人たちの凄さや自分の足りなさに直面していくのだと思う。
ショックも受けると思うけれど、そのような気づきを大切に、社外の事業も会社の仕事も自分としても会社や学歴に頼らず、「自分がこれをした」「自分はこんな人間だ」と自身を持っていえる魅力的な人になりたいと思う。

#ジブン株式会社マガジン
#学歴
#経歴

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?