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日本発のERPを作る仲間を募集中です

こんにちは、『マネーフォワード クラウドERP』の責任者をやっている峰島です!

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今後数回に渡ってマネーフォワード クラウドERPがやろうとしていることや、ERP市場、社内のチーム体制などを紹介していきたいと思います。

第1回となる今回はマネーフォワード クラウドERPとは何なのか、何を解決するのかを紹介します。

なお現在、マネーフォワードでは仲間を絶賛採用中です!

これを読んで興味を持ってくれた方はぜひこの記事の下部からカジュアル面談を申し込んでくれると嬉しいです。

成長企業こそ手作業が多い

早速ですが、皆さんは「バックオフィスが効率的な企業」と聞いたとき、どんな企業を想像しますか?

一般的には変化に前向きな成長企業は、積極的なシステム導入によりバックオフィスの手作業はなくなっていて効率がいいと思われています。

しかし実際はその逆で、成長企業こそ手作業が多くなりやすい環境にあるのです。

ビジネス上の変化が少ない企業であれば、一度ビジネスにあったシステムを作ってしまえば、その後は同じシステムを使いつづけることができるので手作業は発生しません。

しかしビジネス上の変化が速い成長企業になると、それに合わせてバックオフィスも同じスピードで変化することが求められます。
システムがそのスピードについていければいいのですが、多くの場合、システムの変更が追い付かずに、エクセル・スプレッドシートや手運用による急ごしらえの管理体制が構築されることになります。

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具体的には以下のような場面で変化を求められます。

・組織変更
 - 組織の新設・統廃合が頻繁に行われ、会計上の配賦先や割合が変わる
 - 一方で過去の数値との関連性も失いたくない
・新規事業
 - 新規事業が立ち上がるとこれまでのビジネスとは異なる取引が生まれ、それに伴い債権債務管理の複雑化、請求・課金形態(クレジットカード、請求書、プリペイドなど)の多様化が起こり、最適な管理が必要になる
・子会社増加
 - M&Aや新設で子会社が増えるたびに、子会社の管理体制の構築や経営指標の統一が必要になる
 - 数が増えると連結の手間も増える
・海外進出
 - 現地スタッフとのコミュニケーションが困難
 - 外貨の取り扱いが発生、為替データの管理が必要になる

結果としてバックオフィスの効率が下がり、最悪の場合、成長のブレーキとなってしまいます

私自身、これまでベンチャー企業のCFOとしてバックオフィスの体制整備に携わってきましたが、半年ごとに変更される組織、毎年立ち上がる新規事業、突如決まる地方拠点の立ち上げなど、エキサイティングな変化の連続でした。

そのたびにバックオフィスも迅速に変化に対応しますが、結果として常にバックオフィスのメンバーは多忙だったように思います。

個別のクラウドサービスを連携させるアプローチの限界

この問題に対して真っ先に思いつく解決が(部門個別の)クラウドサービスの導入です。

直近、優れたクラウドサービスが次々と登場しているので各領域の業務負荷は十分軽減できると思います。

しかし実際の業務はそれ単体で完結するものではなく、前後の業務フローと密接に結びつきます

例えば請求書発行を例にとると、請求書発行システム単体で考えるのでは不十分です。
請求書の発行にはその前に取引の開始に伴う契約書締結があり、受注があります。そしてその後ろには会計への仕訳の登録や入金消込があるわけです。

そのことを意識せずにサービスを導入すると以下のような問題が起こります。

・取引先情報がSFと請求書発行と会計でバラバラに存在する
・セールスが見ている数値と経理が見ている数値にズレが起こり、経営会議で議論が嚙み合わない
・サービス間の連携がCSVになる

ITに強い会社であればAPIを用いた連携を開発することで各サービスを連携させることも選択肢に上がってくるかと思いますが、結局別々の会社のサービスを繋ぐことになるので初期の開発工数はもちろん、継続的にメンテナンスを行う必要があります。

複数のクラウドサービスを連携させることは一定の業務効率化を可能にしますが、メリットばかりではないことを認識する必要があります。

クラウド型ERPが成長企業のバックオフィスを救う

このような問題を解決するのがERPです。

ERPとは会計システムや人事システムなどの基幹系システムの総称です。
「会計だけ」「販売管理だけ」「請求書発行だけ」ではなく、会社のリソース全てを把握し管理することを目指すシステムの総体です。

ERPは単体の業務の個別最適ではなく、全体の業務フローの全体最適を図るもので、様々な業種や形態の企業が共通してベストプラクティス(理想的かつ効率的なビジネスプロセス)を実現できるよう設計されています。

ERPを提供する会社ではSAPやオラクルが有名で、日本の上場企業の多くは何かしらのERPを利用しています。

しかし一般的な従来型ERPは大企業向けで、価格が高く、カスタマイズが大変なものが多いです。これを読んでくださっている方の中にも「ERPは成長企業がいれるものではないのでは…」と思う方もいると思います。

これに対してマネーフォワードが成長企業にフォーカスして作ったクラウド型ERPが『マネーフォワード クラウドERP』です。
参考URL:「中堅企業向けサービスを拡充し『マネーフォワード クラウドERP』を開始」

マネーフォワード クラウドERPは「変化をおそれない企業のための進化しつづけるERP」をプロダクトビジョンに掲げ、これからの日本を支えていく成長企業にフォーカスし、成長企業特有の課題の解決に主眼を置いています。

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具体的には以下のような特徴を備えていこうと考えています。

変化するベストプラクティスを提供
 - 時代の流れに合わせて変化する、バックオフィスのベストプラクティスを提供することでユーザーのバックオフィスへの悩みを解消します
企業活動全体の効率化を実現する網羅性
 - ビジネスの実態がシステムのカバー範囲から外れることで手作業が発生してしまいます。手作業の発生を防ぐため、企業活動全体を網羅するシステムの開発を目指します
システム全体に拡がりを持たせる連携性
 - マネーフォワード クラウドでカバーしている部分以外についても、APIなどによる他社サービスとの連携を行うことで高い拡張性を持たせます

マネーフォワード クラウドERPによって、ユーザーは自らの業務を効率化し、能動的に行う改善・分析に時間が割けるようになります。

良いバックオフィスが、良いビジネスを支える良いサイクルを作る。

そんなプロダクトをマネーフォワードから届けていきたいと思います。

積極採用中です!


このビジョンの達成に向けてマネーフォワードでは仲間を採用中です。

今のチームはマネーフォワードに他部署で活躍していたメンバーに加え、新たに仲間を迎えながら拡大しています。
(直近、非常に優秀なメンバーが続々入社しているので、今後のnoteでチームの紹介もしていきたいと思っています)

募集ポジションは以下の通りで、ほぼ全ての職種で募集しています。

・ エンジニア
 - バックエンド
 - フロントエンド
 - QA
 - SRE
・スクラムマスター
・プロダクトマネージャー
・デザイナー
・マーケター
 - Web
 - コンテンツ
 - イベント
・パートナーセールス
・インサイドセールス
・フィールドセールス
・セールスイネーブルメント
・データアナリスト

直近転職を検討されている方でもされていない方でも、このチームに興味もっていただいた方とはまずはざっくばらんにお話したいと思っているので、こちらのフォームからカジュアル面談を申込みしていただけると嬉しいです!
(応募先へのメッセージで「峰島のnoteを見た」と書いてもらえるとスムーズにご面談セットできます)

またポジションは当てはまるものがない、または決まっていなくてもとりあえず話聞いてみたいという方は私のTwitterにDMいただけたら場をセットさせてもらいます。


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