見出し画像

発達障害だったからといって…

はじめに

こんにちは。ミネストローネです。
いわゆる「大人の発達障害」というやつで、ADHD(注意欠陥優勢)と軽いASDを持っています。

以下の記事のような経緯でうつの診断を受け、現在復職に向けていろいろやっているところです。


普段の生活で起こったことや考えたことを綴っていきます。

よろしくお願いいたします。

発達障害だったからといって…

ASDと診断されたからといって、今までの失言・凍った場の空気・傷ついた友人の心が無くなるわけではありません。
ADHDと診断されたからといって、今までの遅刻・ドタキャン・無くした書類・忘れた約束がチャラになるわけではありません。

発達障害だったからと言って、今までの事が赦されるわけではないってのは、強く心に留めておく必要があります。


発達障害というのは、脳の機能障害だと言われています。
私は診断されたとき「生きづらかったのは、私じゃなくて私の脳がおかしかったからなんだ!!」と赦された気になりました。


でもちょっとまてと。普通に考えたら、私の脳って私の事ですよね?


誰かに「あなたに酷いこと言ったのは私じゃなくて私の脳だったの、ごめんね。」って謝られたら
バカじゃね?と思いますよね。

大多数の人は「そうなんだ、大変だったね」と気を遣ってくれ、二度とかかわる事は無いでしょう。

それで、「私は発達障害だから孤立している!!」ってのはなんか変な話のような気がします。同じように。

今後付き合っていく人に「今後あなたに向かって酷いことを言うと思いますが、それは私が言ったのではなくて私の脳が言ったものなのです」と言われたら。
まぁ仲良くはしませんよね。いかれてんのか?と思いますね。


この感覚はかなり大事だと思います。

一人前の大人としてコミュニケーションを取ってもらいたいなら、こちらも一人前でなければならない。

「ASDだから酷いことを言って傷つけてもしょうがない」「ADHDだから遅刻してもしょうがない」を押し付けると、最終的に周りから人はいなくなります。

同じような事を何度も言いますが、私たちは人の助けがないと生きていけないのに、無条件に愛されるようには設計されていません。

ならば私たちの取る手段は、「愛されるように努力すること」でしかありませんね。

これはね、もうコミュニケーションなんてわからないから、パターンを暗記して、反復練習するしかないですよ。

商社に入って営業をやってたんで、「ロールプレイ」という訓練がありました。

とある商品を売りたいときに、台本(トークスクリプト)を用意して、それを暗記して、お客様役と営業役に分かれて、こういう質問が来たらこう、こういう反応をされたらこう、っていうのをひたすら訓練するんです。

これ、発達障害の人(特にASD傾向のある人)に効くと思うんですよね。
正直商品を売る時ですら、お客様の反応ってほとんど台本で予想できる範囲に収まるんですよ。
(収まらない場合は、台本で想定している「普通」の人ではないのだから、「不勉強ですみません、持ち帰って後で返答します」で良い。)

となると、日常会話に応用できる可能性も高い。暇なとき付き合いますから、これで訓練していきましょう。

「愛される」発達障害の人になるために。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。フォローやコメント、スキなど反応していただけると大変嬉しいです。
それでは、また。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?