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台湾にはどうして雀荘がないの?台湾と賭け麻雀について

どうも!最近は飛びラスばっか食らってて、メンタル維持が危ういです!みねらるです!

巷では黒川検事長の逮捕事件や麻雀警察の活動など、賭け麻雀がホットな話題になっていますよね。

日本ではグレーゾーンとされている賭け麻雀、台湾ではどのような位置付けになっているのでしょう。今回は台湾の賭け麻雀の実情について書いていこうと思います。(今回の記事における”麻雀”は全て台湾麻雀を指しています)それではレッツゴー!


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法律上、台湾では麻雀に関してかなり厳しい態度が取られています。厳密に言うと、賭博を目的とした場所、及び道具を提供し、お金を稼ぐことが禁止されているので、雀荘の作りようがないのです。


しかし実際のところ、台湾麻雀はメジャーな遊びです。新年には家族で卓を囲むのが古くからの風習です。そう、お年玉を賭けて。

ええ!いくら賭けてるの〜〜〜と気になるところですが、レートについてお話しする前に、少しだけ台湾麻雀の点数計算方法をご紹介します。

台湾麻雀にはという二つの概念が存在します。

底はあがったら絶対もらえるもの。

台は飜と同じで、手役を作った時について来るものです。


画像3


台湾麻雀は役なしでもあがれるので、例えば上の牌姿で47mが出ても、ロンと言えます。(本当は16枚なのですが、画像を作れなかったので省略しました。)

しかし台(役)はないので、これをあがった場合は1底だけもらえるという仕組みです。


ではツモの場合はどうなるかというと、なんと他家全員から1底+ツモの1台がもらえます。いや、ツモ偉すぎな。ちなみに親だとさらに+1台ずつもらえます。ずるい。


ではここでおさらいクイズ!

ここから親が9pをツモった場合もらえるのは、合計○底○台でしょう!(混一色は4台の役です)


画像2


正解は・・・3底18台!

ツモなので底は他家から1底ずつもらって1×3=合計3底。

台は混一色の4×3+ツモの1×3+親の1×3=合計18台。

ロンあがりの場合は1底6台しかもらえないのにツモなら1底6台オール・・・!なんというゲーム!


そろそろ勘のいい皆さんならお気づきでしょう。

そう、この底と台にレートが絡んでくるわけです。

例えば底$100/台$50のレートと決めていた場合は、さっきの混一色をツモ上がりすると100×3+18×50=1200ドル貰えることになります。


え、待って待って、あがるたびにお金のやり取りするの??

って思ったでしょ!


その通りです。あがるたびにお金のやり取りをします。したがって、オーラスの条件などはなく、毎回東1局の気持ちで打つのです。(因みに半荘ではなく四圈といって1荘やる)


えーマジか!でもポンチーして役なしであがれて、点数状況も考えずにオーラス条件もない麻雀って面白いの?

そう思ったでしょ!!

その通りです。あんまり面白くありません。

ツモられて同じ点数を持ってかれるのも痛いので、ポン、チー、ゼンツの運ゲーになってしまうのです。だから刺激を求めてお金を賭けるんですね〜〜

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というわけで以上が台湾での賭け麻雀事情でした!

形はどうであれ、みんなが楽しい麻雀ライフを送れるようになるといいな。


それではまた!



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