解離性障害の個人的覚書

当文書は個人の感覚であり、また我々は大多数の方と生き方が異なっている部分が多く、参考程度に読んでいただければと思います。
また、引用等は自由にしていただいて構いません☺️


・一人暮らしのこと
・お仕事の探し方/付き合い方
・病院探しの体験談
・回復したor回復してるかも、という経験談
(ツイートのコピペ引用失礼致します)

上記について、書ける限り自分の事を書いてみようと思います。


①一人暮らしの事
うーん、具体的に何だろう?
そもそも私たちが明確に「多重人格」となったのが一人暮らしを開始した後でした。日々の暮らしに関しては、「生活のままならない(放置しがちな)主人格」のみだと破綻していますが、「家事や市役所などの業務・作業を担当する人格」が嫌々(笑)ながら請け負ってくれています。

彼がいなかった時期は「書類・調べ物が好きで冷静な雑務係」「食事・体を動かすのが好きな料理・買い出し担当」「ファッションやコミュニケーション好きな人格」などが細々と割り振って担当をこなしてくれていました。

ちなみにですが、今でも公共料金の支払いなどはよく忘れます…。
解決策として、チェック欄を書き込んだホワイトボード(伝言板)を作り、主に前述の家事・業務担当人格が連絡事項や支払いの有無などをメモしてくれています。


②仕事の探し方/付き合い方
元も子もない書き方ですが、わたしは現在精神療養のため生活保護を受給し、無職です。が、正直人生で一二を争うくらい精神衛生は良好です(笑)

仕事に就いていた時期は、一般の方の感覚だと仕事モードやスイッチのような感じで、人当たりが良い仕事用の人格が出ていました。当然上手く交代できない時もありますので、仕事中の私はとにかくメモ魔でした。何でもかんでもメモしまくりで、仕事場のマニュアルも、ものすごく細かく作り直したり。

うーん打開策としては、物忘れが激しいので、と周りに断っておくことや、どんな新人にでも分かるくらい易しいマニュアルや貼り紙を作りまくること、仕事人格に交代するためのルーチン(私の場合は特定の音楽を聴くことでした)を意識して作るようにする、等でしょうかね……。

また療養中とはいっても仕事探しのための勉強はしていますが、目標としては「個人の仕事で他人に迷惑が被らない」もの、としています。やはり人格交代や解離による諸症状はどうにも出来ないので、どうにかする努力よりも負担になる選択肢を無くしました。


③病院探しの体験談
こちらは私の別人格くんが時々書いていましたが、これまで7箇所(現在の病院含む)ほど病院に通ったり電話でも問い合わせたりをしていますが、解離性障害や多重人格に理解を示してくれたお医者さんは1人で、その先生も「話は聞くが専門外なので治療はできない」と仰られて紹介状のみ頂いたような状態です。現在の病院では、解離性障害などの自覚は話さず気分障害や別の症状のお話のみしています。

諦めに近いというか、私たちの場合は寛解よりも共生を選んだので、鬱や気分障害などが結果として人格が不安定になる要因ならばそこだけ治療で潰し、生き方は自分たちで支えあおう、という感じです。


④回復したor回復してるかも、という経験談
私は仕事のストレスで解離性障害から多重人格が発現?しましたが、逆に仕事や生活が安定していてストレスなく楽しい職だった時には人格はほとんど交代せず、主人格のみで生活出来ていたように思います。解離性障害を引き起こすトリガーの出来事を見定めて、それらから離れる(転職や引越し、人間関係や環境の見直しなど)ことが安定の第1歩かな……と思います。

ほか何かございましたらツイートへのリプライやこちらの記事へのコメントなどで随時更新致します!

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