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アルコール依存が起こる仕組み

みなさん、こんにちわ。みねむーです

このnoteにたどり着いていただきありがとうございます🙂


今日はアルコール依存症について話していきたいなと思います!!

皆さんお酒はお好きですか?

私は超絶な下戸でございまして飲み会の席ではいつも肩身の狭い思いをしています笑

そんな私から見るとお酒を飲んで楽しそうにしている人を見るといいなぁっていつも思ってます

ですが世の中にはお酒を飲みすぎてしまって依存症になってしまう人も数多くいて日本のアルコール依存症は230万人とも300万人ともいわれています

私自身は無縁の話しですがちょっと興味があって調べてみました

どういう仕組みで依存症になるのか

もしお時間がある方は見てやってください👍


概要


まずアルコールの依存症についての基本的なことを話したいと思います

先ほど日本のアルコール依存症は230万人とも300万人ともいわれているといいましたが、その中で入院して治療を受けているのは年間1万数千人にすぎません

つまりほとんどの依存症患者が何の治療も受けていないのです

アルコールは麻薬や覚せい剤と違いに法律で規制されていないですが、薬物依存の一種であり、患者数から見て最大の依存症とデータからいうことができます

また、アルコール依存症は慢性進行性の疾患であって、一度かかると完治することがほとんどなく、時には死を招いてしまう場合もあるんです

さらにお酒は人格の変化を伴いますから家族や周囲の人々に強いストレスを与えます

治療には長期間の断酒が必要で、一見正常に回復したとしても一度の再飲酒ですぐに再発してしまう非常に厄介な病気なのです


アルコール依存に陥るロジック


次にどのようなロジックでアルコール依存になってしまうかご説明いたします

アルコールすなわちエタノールは中枢神経に対して直接抑制作用を働きます

神経の働きを弱くするわけですね

なぜアルコールで酔っ払って暴れる人が多いかというと、抑制性の神経に対して抑制作用が起こるからです

つまり、アルコールは、脳のブレーキの働きをゆるめてしまうんですよ

さて、この説明では、アルコールが脳の機能を麻痺させる、麻酔に似たような作用を持っていることはわかりますが、なぜ極端な依存症を引き起こしやすいのかについてはわかりませんね

ジュース、紅茶、コーヒーなど、ほかにも世の中には美味しい飲み物はたくさんあります

しかし紅茶やジュースの依存症というのはあまり聞きません

さらに、美味しいお酒ほど依存症になりやすいかというと、そうではありません

アルコールが依存症を招く原因は、味のせいではなく、アルコールという物質そのものの働きにあります

実は、アルコールは味や喉越しを通して快感を与えるだけではなく、脳の報酬系をじかに活動させるのです

報酬系とは、何か心地よいことが起きた時に活性化し、人間や動物に「快感」を感じさせる脳内システムのこと

この報酬系には、普段、GABA神経というブレーキが掛かっているらしいのですが、アルコールには、このGABAを分泌するGABA神経を抑制する働きがあるのです

つまりアルコールがほかの飲み物に比べて特に好まれるのは、味がいいからではなく脳の快感抑制装置を弱らせて、ドーパミンをたっぷり分泌させるからなのです


アルコール依存症にもなりやすい人となりにくい人がいる?


ところで、アルコールには強い人と弱い人がいますよね

それはアルコールを処理する酵素を持っているか持っていないかの違いです

日本人の45パーセントほどが遺伝的にアルコールに弱く、ほとんど受け付けない人もいます(僕もこの部類です笑)


それでは、アルコール依存症にもなりやすい人となりにくい人がいるのでしょうか

これには、RASGRF2という遺伝子がかかわっていることがわかっています

このRASGRF2という遺伝子は、アルコールによるドーパミンの放出をコントロールしています

マウスの実験では、この遺伝子がないマウスはアルコールが切れても再度求めることはありませんでした

またヒトの少年の例では、RASGRF2に変異がある少年はそうでない少年より、習慣的に飲酒をしているという事実が明らかになりました


~まとめ~


いかがだったでしょうか

調べてみるとちょっと難しい感じになっちゃいましたが知っていて損はないと思います

飲み会の席のネタにでも使ってください笑

そんなところで今日はここで終わり

noteは随時更新していきますのでもしよかったらまた見てやってください

それでは、また👋

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