見出し画像

日本での動画配信の市場シェアを語るときAppleTV+を忘れてやしませんか?

AppleTV+を鑑賞している人ってどのくらいいるのでしょうか?私の周囲にはほとんどいないんですよ。先日読んだ動画配信の市場シェアの記事でも、AppleTV+は、上位に入っていませんでした。

【海外ドラマファンのためのマガジン第142回】

ITmedia ビジネスオンライン の2022年2月22日の記事、動画配信の市場シェア、「ディズニープラス」が躍進 1位は?」 に、日本での主要配信サイトのシェア率が掲載されていました。とても興味深いのでぜひ読んでみてください。
こちら↓

こちらの記事では、
1位 NETFLIX 23.1%
2位 Amazon Prime Video 12%
3位 U-NEXT 11.5%
4位 DAZN 9.8%
5位 Hulu 8.0%
6位 ディズニープラス 6.0%
7位 dTV 5.4%
という結果になっていました。

NETFLIXは、日本でも一番メジャーな配信サイトですし、試しに加入してみようと思う人が、初めにチョイスする媒体なのかなと思っています。
アニメ、ドラマ、映画、ドキュメンタリーとジャンルも豊富だし、老若男女、どんな年齢層の人達にもフィットするコンテンツが多数展開されているので、満足度の高いサイトだと感じる人も必然的に多くなるのでしょう。

2位のAmazon Prime Videoは、もともとAmazonで買い物をする人が、お急ぎ便や送料無償なんかの特典を得るために加入するので、それに付属してドラマや映画を鑑賞できる「権利」のようなもので、お得なんですよね。
月額500円ですし。
ただ、買い物用にprimeに加入している人が、どの程度作品を鑑賞しているのかは未知数です。
買い物との抱合せでうまい商売だなぁと感じつつも、映画ドラマ・バラエティと多ジャンルが鑑賞できて、旨味がありすぎるので、個人的にはずっと続けていきたいサービスです。

3位のU-NEXTには、もともと加入していたのですが、昨年3月にHBOと提携してから、もはやドラマ鑑賞に欠かせないサイトになってしまいました。
HBOドラマが鑑賞できるのが一番のメリットですが、実は新作映画も、かなり速く配信がスタートするので、見逃したものをすぐ配信でチェックできるというのが嬉しいポイントです。
しかも、本、雑誌、漫画もポイントで読めるので、月額2189円が高いと感じる人も多いのですが、この内1200円分のポイントで書籍やマンガや有料動画を購入できるので、実質を考えればかなりおトクだと感じてます。

4位のDAZNというのは、野球やサッカーなどのスポーツ中継を配信するサイトです。モータースポーツ、バスケットボール、テニス、ダーツ、ビリヤードなんかも中継している、興味がある人には嬉しいサイトです。
野球中継もテレビで放送しなくなってしまったので、自宅で鑑賞したい人がサブスクで利用するんですね。
一昨年4Kテレビを購入したらテレビ内にDAZNのアプリが内蔵されていました。
このランキング上位7位までのサイトは、ウチのテレビにも入っています。もちろん、各サイトと契約していないと見れないですが、私の場合、9つの配信サイトに加入しているので、たいてい鑑賞できるのです。
テレビで見られるというのは、とってもラクチンです。
いちいちパソコンを立ち上げるという一手間がないので、テレビに内蔵?されているというのは、シェア率に関わってくる重要な要素だと思いました。

5位は、Huluですが、2015年にNETFLIXが、日本に上陸する前は、Hulu1強時代でした。「ドラマや映画がサブスクで見られる!」という喜びをはじめて味わったのがHuluでした。
日本では、日本テレビと提携していて、日本テレビで放送されたドラマやバラエティ番組を鑑賞できるという強みがあります。
が、日本テレビの番組にそこまで興味がない人にとっては、「解約しようかな」という媒体になってきているんじゃないかと…….
もっと、海外ドラマに注力してもらえると、魅力的になるのですが、それでも 、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』というメインコンテンツがありますし、『プリティ・リトル・ライヤーズ』や『ビバリーヒルズ高校白書』『デスパレートな妻たち』など、過去の名作が揃っているので、やはり手放せないコンテンツかなとも思っています。もう一度魅力を発掘して、再確認したいサイトでもあります。

6位のディズニープラスは、確かに躍進しているのですが、個人的にはもう少し伸びてもよかったのでは?とも思っています。
昨年10月に、スターが加わってから、大人が楽しめるコンテンツが激増しているのですが、まだそれに気づいていいない人も多いのかなという印象です。
現状で、「どうしてもサイトを3つに絞れ」と言われた場合、ディズニープラス、U-NEXT、Amazon Prime Videoを私は選びます。
それだけ、コンテンツの内容が広がってきているし、クオリティも高いです。

7位のdTVですが、日本では、NTTドコモに加入している人が、やはり多いんだなぁという印象です。
多分、ドコモユーザーの加入率が高いのだと思うのですが、ドコモを使用していなくても、IDを作れば視聴できるのが良いですよね。

ここで気になったのが、AppleTV+が、ランキングに入っていないことです。
おそらく、「その他」に入っているのでしょうが、記事内でもまったく存在に触れられてもいないのが、悲しいです。
AppleTV+もdtvと同じで、iphoneユーザーじゃなくても加入できます。ただ
Chromecast with Google TVなどのデバイスが必要なようです。
私はiPhoneユーザーなのでiPadかパソコンで鑑賞しているのですが、ユーザーではない方は、どのように鑑賞しているのでしょうか?
もしデバイスが必要ならば、そのひと手間がシェア率の足を引っ張っているのかな。
Apple TV +では最先端のテーマを扱った作品が多数製作されていますし、特に2022年は、新作ドラマも映画も多く登場しており、コンテンツがかなり充実してきました。

たしかに、AppleTV+がローンチした2019年11月時には、「コンテンツ少ないな」と思ったのですが、現在ではかなり増えています。
しかも、スピルバーグ、トム・ハンクスといった大物の作品があるのと同時に、A24やMナイト・シャマラン、ジョエル・コーエンなどの通好みのオリジナルラインナップが揃っており、かなり刺激的です。
『テッド・ラッソ』や『ディキンスン』といったヒット作も誕生していますし、2022年は、特に注目しておきたい配信サイトだと思っています。

ぜひ内容を覗いてみてください。(念のために言っておきますが宣伝ではありません。お金とかもらってないです。ほんとにApple作品のファンなので紹介しております)

皆さんは、どのように各配信サイトを鑑賞しているのか、教えてもらえると嬉しいです。


この記事が参加している募集

サポートは、サークル活動&交流サイトを作る基金に使用させていただきます!