7月スタート欧米ドラマ気になる4作品

ストレンジャーシングスの部分を書き終えたところで、今日大事件が勃発しました。
けれども、この記事を書き終えることが、今日の私のやるべきことかなと思い、さきほど再開して書き上げました。
今月の気になる新作ドラマを4本ご紹介します。

　　【海外ドラマファンのためのマガジン第164回】

7月1日配信スタート
『ストレンジャー・シングス未知の世界』シーズン4　vol.2

5月27日に配信されたシーズン４ですが、ラストの第8話と9話をVol.2として配信します。
第8話は85分、第9話は150分という映画並みのボリュームです。
このラスト２話の配信週の視聴時間は、3億128万時間となり、英語のTV番組の歴代1位の視聴時間となっています。
先程Netflixのサイトを見たところ、日本でもTV番組TOP10の1位にランキングされていました。
あわせてシーズン１からおさらい視聴をする人も多いようで、シーズン1が視聴3,447万時間、シーズン2が視聴3,026万時間、シーズン3が視聴3,028万時間を記録しています。（Netflix発表）

『ストレンジャー・シングス』というのは、直訳すると「不思議な出来事」というタイトルになりますが、その不思議な出来事が起こる世界が1980年代に設定されていることが人気の秘密です。
いまから約40年前という時代観が、リアリティがあるのに現実味がないような、異世界とリアルな世界の「はざま」の空間を絶妙に作り上げています。

7月8日（金）『ブラックバード』AppleTV+

タロン・エジャトン主演ドラマとなれば「見たい」という人も多いのでは？私もそのひとりです。このドラマでのタロンは、刑務所に入っているのですが、出所させてもらうことを条件に、連続殺人の容疑者から少女の遺体の場所を聞き出すという使命を帯びることになります。
殺人犯役は、映画『リチャード・ジュエル』のポール・ウォルター・ハウザーで、予告編を見る限りでは、独特の凄みがあるキャラクターになっているので楽しみです。
先日急死してしまったレイ・リオッタも出演しています。

7月15日（金）『The　Offer　ゴッドファーザーに賭けた男』U-NEXT

ベストセラー小説「ゴッドファーザー」の映画化を任されたラディ（マイルズ・テラー）が監督とスタジオの板挟みを乗り越え映画を完成させていく姿を描く実話ベースドラマ。
ちなみに、コッポラ監督役は、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズのダン・フォゲラーが演じています。
1972年公開映画『ゴッドファーザー』の裏側をしっかりチェックしたいですね。

7月28日『POSE』シーズン3　FOX

ようやく日本初放送する『POSE』ファイナル・シーズン。
出演者のほぼ全員がLGBTQという、アメリカでも画期的なドラマでした。
このドラマの主人公MJ・ロドリゲスが演じているブランカという女性に、個人的に親近感を感じています。
社交的ではないのですが、困っている人を助けずにいられない性格なのです。そして、心の奥底に怒りを感じている。
エイズで命を落とす人がたくさんいた1980年代ニューヨークで生きるブランカたちの運命を見届けたいです。