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日本初登場の注目作をピックアップ!新作海外ドラマ2021年1月版【第75回】

【海外ドラマファンのためのマガジン第75回】

コロナ過で不安な日々が続きますが、2021年も海外ドラマファンのためのマガジンをできる限り発行していきます!
早速、今月日本に初上陸する新作海外ドラマ9作品を、個人的注目度の高い順に私見を交えてご紹介します。

まずはイチオシのこの作品からスタート!

【AppleTV+】

『ディキンスン〜若き女性詩人の憂鬱〜』シーズン2

19世紀アメリカに実在した詩人エミリ・ディキンスンの人生を、彼女が残した詩編と共に綴る青春グラフィティ。
抑圧された女性たちの描写をポップな音楽とストーリ展開で描いていくので、文学は苦手という人でも気軽に楽しむことができます。しかも、1話25分くらいなのでサクッと鑑賞できます。

エミリの人見知りだけど大胆な性格という個性に共感しつつ見ています。
いまどきワードでいうと「陰キャ」そのもの。
2020年代は、なにげに「陰キャ」がヒーローになっていくんじゃないかな?なんて思ってます。というか、すでにそうかもしれませんね。
そういう意味でもタイムリーなキャラクターになっています。

19世紀の女性たちは、文学活動をするために男性名義で出版したり、夫に手柄を取られてしまったりと、今考えれば理不尽すぎる状態を生きてきたわけです。
当時の女性たちの生きざまを知るきっかけになる上に、今を生きる私たちもエネルギーを与えてくれるドラマなので、老若男女問わず、多くの方にお勧めしたいです。

【Amazon Prime Video】

『アメリカン・ゴッズ』シーズン3

主人公のシャドウ・ムーンが、ミスター・ウエンズディとアメリカを旅していくロード・ムービーのような物語。
旅をしながら、なぜかアメリカの各地に暮らしている人間の姿をした世界各国の神様たちを訪ねるんです。
レプラコーンや北欧の神など伝説的な登場人物もいれば、メディアの神やインターネットの神のような最新の神も登場します。

見ているといい具合に頭が混乱します。

「起承転結、完全懲悪といった従来のストーリー構築術なんかぶっ壊せ」
と言わんばかりのぶっ飛びぶり。
主人公の リッキー・ホゥイットルのイケメンぶりに目が惹きつけられるからなのか、グロテスク&エロティックシーンが多発して「グロいなぁ」と思いつつも、なんだか見続けています。
新感覚を味わいたいという方は挑戦してみては?映像もこの上なく美しいです。

【スターチャンネル】

『フレイザー家の秘密』

ジーン・ハンフ・コレリッツ著のサスペンス小説「You Should Have Known」(原題)を映像化した心理サスペンス。
ニコール・キッドマンヒュー・グラントが夫婦役というだけで見たいという気持ちが高まります。ヒューはアメリカの連ドラ初主演とのことです。
しかも脚本&製作総指揮は、『アリー my Love』などのデヴィッド・E・ケリーなので期待も高まります。
ニコール主演でヒットした『ビッグ・リトル・ライズ』のコンビですね。マンハッタンで暮らす裕福な夫婦が、ある殺人件に関わりがあるのでは?という疑惑を持たれてしまうという物語です。

【StarzPlay】

『ザ・スタンド』

スティーヴン・キングの小説『ザ・スタンド』をドラマ化。細菌兵器研究所から漏れたウィルスに感染し、多くの人が死んでいく世界で生き残った人々を描く2021年の現代にタイムリーな内容。

出演者もジェームズ・マースデン、アンバー・ハード、ジョヴァン・アデポ、ウーピー・ゴールドバーグ、アレクサンダー・スカルスガルドなど、かなり豪華なキャスティングです。

ただ、第2話に苦手な🐭が大量に登場してちょっとへこみました。大好きなスティーヴン・キング作なので第3話以降に期待しています。
どういう配信スタイルなのかまだ不明なのですが、いまのところ第2話までしか配信されていません。

AXNミステリー】

『ソールズベリ 毒殺未遂事件』

シブいミステリーの良作をたくさん放送しているAXNミステリー。1月は特に興味深いドラマが多いので、別の記事でも紹介したいと思います。
ソールズベリ 毒殺未遂事件』は、2018年に実際に起きた事件です。覚えてませんか?ノビチョクという未知の科学兵器を使ったロシアの元スパイの毒殺事件。
2020年のロックダウン中にイギリスで大ヒットしたBBCのドラマ(全4話)が2021年、日本に上陸します。

【Netflix】

『コブラ会』シーズン3

映画『ベスト・キッド』(1984)の正当な続編として制作されたドラマ。映画の方は大好きで何度も鑑賞しているのですが、ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)さんが亡くなっていて登場しないのが残念で……。
そのためまだ鑑賞していないんです。気にはなっているので、今年は一気にシーズン1から見るかもしれません。

『LUPIN/ルパン』

モーリス・ルブランの小説『怪盗アルセーヌ・ルパン』をモチーフに現代のパリを舞台にして新たな世界観を作り上げました。2021年1月8日から毎週金曜日に配信中です。主演は映画『最強のふたり』(2011)のオマール・シー。とりあえず第1話を鑑賞してみます。

『リバーデイル』シーズン5

私自身は2019年にルーク・ペリーが亡くなったのがショックすぎてシーズン3以降見るのをやめてしまっていました。シーズン5に突入します。
再び鑑賞するかどうかは検討中。
「見た方がいいですよ」というおすすめポイントがあれば教えてください。

『スノーピアサー』シーズン2

主演のジェニファー・コネリーが好きなのですが、彼女の魅力があまり発揮されていないような気がして、シーズン1の第4話でストップしています。ジェニファーにはあのキッチリとした乗務員服みたいな制服が似合わないと思うんです。永遠に美しい謎の女でいてほしい。そんな願望が強すぎて。
ただ、なんだか気にはなるので見るのを辞めたわけではないんです。
やはり、ジェニファー・コネリーがドラマの世界でどう輝くかが気なります。

こちらも参考までに

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