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【挨拶は危機を救う①】


今から6年前

ある小学校に赴任しました。

これまでの自分の持っていた
ノウハウやスキルが
通用しない子供達に出会いました

授業崩壊を経験した年でした

周りの先生などには、それでも恵まれ

なんとか一年を過ごすことができましたが

かなり精神的にも肉体的にもしんどい一年を過ごしました

そんな時に挨拶が自分を救ってくれた経験がありました

当時から僕はできるだけ多くの人に挨拶をしたい

という風に感じていました

通勤時に自転車に乗ります

その自転車を置いている
自転車置き場

そこには、管理人さんがいます

その管理人さんにも、いつも挨拶をしていました

3人ぐらいの管理人さん

日によって変わるのですが

その中でも 女性のおばあちゃんの管理人さんとは

常に笑顔で挨拶をする関係でした

どんなに学校でうまくいかないことがあっても

しんどい事があっても

そのおばあちゃんの管理人さんとは笑顔で 会話を交わすことができました

挨拶をすることができました

そのたびに、少し気持ちを持ち直すことができました

ある時その駐車場の更新をしようと思った時に

お金を入れるはずの所に
駐車場のカードを入れてしまい

詰まらせてしまったことがありました

それだけ疲れていたのだと思います

最悪だ

どうしたもんか?

と困っている時に

すぐそのおばあちゃん管理人さんが

飛んできてくれました

慣れない手つきでドライバーなどを使いカードを出してくれました

よかったねと

満面の笑みで言って頂き

本当に嬉しかった

人の優しさに触れた瞬間でした

あまりに嬉しかったんで

翌日がその翌日に

お菓子を買って管理人さんの所に持って行きました

たまたまそのとき女性のおばあちゃん管理人さんとは違う管理人さんになっていたのですが

お世話になったことを伝え

皆さんで召し上がってくださいと言って
渡しました

金曜日だったかと思います

日曜日家で いる時に携帯電話が鳴りました

登録されてない電話番号でした

出ると、何と

そのおばあちゃん管理人さんでした

わざわざ登録していた電話番号を調べて
電話をかけてくれたのです

それから2ヶ月ほどで

おばあちゃん管理人さんは、管理人の仕事を辞めることになりました

辞める数日前に僕宛に

美味しい煮卵 をたくさんくれました

明後日で最後なんです

と言いながら

めちゃくちゃ美味しい煮卵でした

普通にしていれば、本当に薄い、浅い人間関係が挨拶によって、ここまで変わる

挨拶って、すごいなと改めて思います

六年前の出来事ですが、たぶん、死ぬまで覚えています

挨拶は危機を救います


☆☆☆

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