【愛情のエスカレート現象は、なぜ起こるのか?】
皆さんは、 焼肉を食べに行った時に
最初はかなりの臭いがするのに
徐々にその臭いが全く気にならなくなることがあるかと思います
王将の餃子などもそうですね
最初のうちはすごく匂いがして
そのうちそれが気にならなくなります
(家に帰ると物凄く臭いという風に言われたりすることがあります)
匂いは 慣れます
これは愛情刺激に対しても同じことが言えます
最初褒めてもらったり
よくしてもらうとすごく嬉しい
例えば2の愛情刺激がたまったとします
しかし同じ愛情刺激では次は1.6そして1.5、1というふうに減っていくわけです
しかし安定型の愛着形成、安定型の愛情の器を持っている子どもたちは
毎回、毎回、器の中に愛情を貯めていくことができます
愛情の刺激自体には慣れてくるのですが
2+1.6+1というように徐々に愛情が積み重なり
関係が良くなって行きます
しかし愛着障害の子どもたちは
愛情の器に穴が開いてるので
愛情がたまってて行かないことになります
結果的に
どんどん慣れていく愛情の刺激に対して
もっと愛情をくれと
エスカレートする
愛情要求現象が起こるわけです
米澤先生の 愛情の器理論は
このような現象を本当に分かりやすく表現されています
3月にも学習会を予定していますよろしければご予定ください。
3月21日の午後0時15分~90分を予定しております
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