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女性神職ってどれくらいいるの?

世間では神主と言えば男性の印象が強く、神主の装束を着ていても巫女さんだと思われることが多いように思います。最近は巫女さんに見えるくらい若く見えるってことかしら、と開き直っているのですが笑


 さて、今日本に女性の神職はどれくらいいるのでしょうか。神社本庁による統計では、平成30年の時点で神職の資格を持つ人は全国に約21000人、うち約3500人が女性です。私の奉職している県では神職資格を持つ人が約370名のうち約50名が女性です。

ただしこの統計は「神職資格を持つ人」の数です。特に女性の場合、神社の生まれであったり、神職と結婚をしたことが契機で資格を取得する人が多く、普段は他の職に就いていたり、神社の事務や裏方の仕事に従事していることが少なくありません。つまり、神職の資格を有し実際に神前で奉仕している女性の数は統計よりも少ないと思われます。
 

とはいえ、実は女性神職の数は年々増えています。10年前は全国で2000人くらいだったので、1.5倍に増えました。近い将来、あなたの近くの神社でもお見掛けすることがあるかも知れませんね。

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