好きnote 46 「ゴーヤチャンプルー」
久々にゴーヤチャンプルーを作った。
私は大好きなんだが、両親ともに嫌いなものでなかなか作れない。人の好みばかり考えて料理することに疲れて最近料理する気にならなかったけど、自分が好きな料理を作ると元気が出る。自分が好きなものを作るって大事だな。
ゴーヤが苦くて嫌ならば! とゴーヤを食べやすく薄く切ったり、スパムや卵の量を増やしてみたりして工夫しながら料理して、ふと「あ、こういうのんが思いやりだったり、愛だったりするんかな」と思った。
私は大好きだけど一緒に食べる人が嫌いなら一切作らないのではなく、私が好きなんだから食べろ! と押し付けるのでもなく、苦手かも知れないけど少しでも美味しく食べられるように工夫する。
料理は自分が食べたいものを無理なく作る。だけど食べる人が少しでも美味しく食べられるようにほんの少し工夫するソレは、歌や音楽にもつながるかも。
自分がいいと思う歌を無理なく歌う。だけど聴く人が聴きやすいように楽しめるようにほんの少し自分ができる工夫をする。
自分本位の中にほんの少し人を想う余裕を持つ。
相手本位でどんなに喜ばれても、自分が喜べずに擦り減るのは何か違う。
愛とか思いやりって、そんな大袈裟なものじゃなくて、こういう細やかなものなのかもな。
食材を好きにごちゃ混ぜにするのに美味しいゴーヤチャンプルーは、何て懐が深い料理なんだろう。
やっぱりゴーヤチャンプルーが大好き。
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