7. 暗黙の了解と粗探し型/渡り介護士の見る景色
介護士内の〝暗黙の了解〟として、人によってやり方が違う事は理解している。
しかし誰がどんなやり方でやっているかは、それぞれあまり理解していない。
触れてはいけない禁断のタブーという訳ではないが、表向きはみんな段取り通りやっている体でいるから、あまりそこに触れない。
トラブルなく利用者の不満もなく終わっていれば「ちゃんとやるべき仕事は終わってます。」って事になっている訳だ。
あらゆる性格の介護士が同じ現場で働くから、「あの人と仕事すると遅いから嫌だ。」とか「あの人、仕事早い