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エンジニア組織について

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記事一覧

エンジニアリングマネージャーのすすめ5〜PMとEMの違い〜

はじめに 自分の肌間隔として「マネージャーになりたい」というエンジニアが少ないと思っています。 その理由の一つとして、エンジニアリングマネージャーとは何者なのか不明で、解像度が低いからではないか。であれば、もっと知ってもらおう!ということで、エンジニアリングマネージャーのすすめとして、連載(全7回を予定)していこうと思います。 今回は第5弾「PMとEMの違い」です。 PM(プロジェクトマネージャー)とEM(エンジニアリングマネージャー)の違い エンジニアリングマネー

エンジニアリングマネージャーのすすめ3〜組織目標(MVV)とは〜

はじめに 自分の肌間隔として「マネージャーになりたい」というエンジニアが少ないと思っています。 その理由の一つとして、エンジニアリングマネージャーとは何者なのか不明で、解像度が低いからではないか。であれば、もっと知ってもらおう!ということで、エンジニアリングマネージャーのすすめとして、連載(全7回を予定)していこうと思います。 今回は第3弾「組織目標(MVV)とは」です。 目標設定 チームとはある一定の目標を持った集団と定義されます。なので、必ず目標(もしくは、何ら

エンジニア従業員の生涯価値ELTVの伸ばし方 評価制度・育成・成果

2022年までは「どうやって採用するか」というご相談が多かったのですが、2023年春頃からはエンジニア評価に関するご相談を多くいただいています。 ELTV(Employment Lifetime Value)などと呼ばれますが、入社してから退職するまでの期間における成果が注目されています。ELTVを伸ばすためには下記の2点が必要な要素となります。 在籍期間を延ばす バリューを高める 営業職であれば後者のバリューは売上なので明快ですが、エンジニアの場合は非常に分かりにく

有料
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タイミーの開発組織はなぜフルリモートワークOKの選択をしたのか?

こんにちは。タイミー DevEnable室(以下、DE室)の吉野高一(@tkkz1009) です。数年前より、リモートワークが急速に普及し、当たり前の働き方の一つになっていると思います。 最近は「出社してオフィス勤務に戻していこう」や「フルリモートワークに舵を切ろう」など、各社働き方について改めて方針を打ち出しているところも増えてきました。 タイミーの開発組織では、一昨年末より働き方の柔軟性を担保する観点から「フルリモートワークOK」としており、出社することが必須ではあり

Visionにつながる!エンジニアのOKR

マクアケで大切にしていること、それは事業ビジョンと個人のビジョンが同じ方向を向いているか、ということ。それぞれが人生で成し遂げたい事をマクアケで実現できるのか、を大切にしています。 仕事の成果を測るうえでもマクアケのビジョン実現のためにどれだけ燃焼できたか、を大切にしているのがマクアケです。ビジョンにつながるマクアケの目標管理の仕組みをご紹介します。 ビジョンドリブンな会社だからこそ導入したOKR指標OKRとは まず、OKRとは何か、から説明しますね。OKRとは… そ

全員でアウトプットする文化をどう作る? メンバーみんながnote発信を行なう、ゆめみの戦略

企業のトップや広報といった一部の人だけでなく、メンバーみんなが「生の声」を発信することで、会社の認知や共感を高める企業が増えています。それは企業ブランディングだけでなく、採用広報としての効果や、メンバー同士がその発信を見て理解を深める作用も期待できます。 デジタルプロダクトの開発や内製化を支援する株式会社ゆめみ(以下、ゆめみ)さんも、メンバーがnoteで活発に発信することで「徹底した透明性」を体現しようとしています。 とはいえ、たくさんのメンバーが自由に発信するとなると、

プロダクト開発におけるエンジニアリングマネージャー(EM)とテックリード(TL)とPMの役割分担

自社のプロダクト開発をしている、みね@ユニラボ(@mine_take)です。 ※本記事は個人の活動による記事であり、会社の公式見解とは異なる場合があります。 エンジニアリングに関わる内容で記事を書いています。今回はプロダクトの拡大により、エンジニア組織の拡張・拡大を考えた際に重要なポジションの、エンジニアリングマネージャー、テックリードという役割について、そしてプロダクトマネージャーとの関係について書きます。 エンジニアリングマネージャー(EM)とテックリード(TL)とプ

『急拡大したエンジニア組織の「成長痛」に メルカリはどう立ち向かっているか? 』

どーも。afroscriptです。 KicSpace(きらぼし銀行さんが運営するコワーキングスペース)とSun Asteriskさんが運営する下記のイベントにお呼びして頂いたので、 僕が入社して以降(2019年3月〜2020年8月)のメルカリのエンジニア組織の取り組みについて登壇してきました。 発表資料はこちら↓ 登壇時間が10分のみだったので、わりと広く浅くしか話せなかったかな〜という印象があったので、資料の補足の意味も含め、noteにしてみました。 イベントの概