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美味しいとは、こんな風に生まれるのか。

2021年の夏、福井県高浜町に、魚に特化した商業施設「UMIKARA」が誕生する予定です。
わたしは、そのUMIKARA関連のプロジェクトに参加するメンバーのひとり。わたしに「できること」でサポートするために、お世話になっています。

2020年がスタートを切り、まだお正月気分が抜けきらない1月15日、UMIKARAのレストランで提供するメニューの試作&試食会がありました。

これは、わたしの「できること」ではない。が、美味しいごはんにありつけそうなので、試作&試食の場に参加させてもらいました。

先ほども申しましたとおり、わたしにはレベルの高いお料理スキルはない。大食いなのは自負しているが、舌にも自信はない。つまり、基本手伝えることは、なにもない。そこで、試作の作業もそこそこ進んだであろうことを見越した「重役出勤」時間で、試作&試食会に行ってみました。

おお、皆さん、バタバタと、、、、手際よく、、、、余裕なんてない感じで、、、、はい、すいません。ハッキリ言って、わたし邪魔ですよね?
「写真とってもいいですか~?」「いいですよ~?」
なんて寛大なお心。ありがとうございます。

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さあ、どんどん、試作ができあがってきました。魚のオーブン焼き、パスタ、ラーメン、お肉料理まで!はやく食べてみたいですが、きちんと写真は撮らないと。

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できあがった料理は、次々と試食会の席に運ばれます。わたしと違い、優れた舌をもっているプロジェクトメンバーたちが、厳しく、そして適格に、吟味していきます。

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では、わたしも、さっそく、ぱくり。美味しい。あれもこれも、美味しいです。味については基本企業秘密とさせていただきます。決して、わたしが、グルメレポートできないわけではありません。バカ舌のせいでお伝えできないわけではありません。あくまで、企業秘密ということで、よろしくお願いします♡

議題にあがったのは、まず魚種の選び方。やっぱり旬のものを選ぶのが一番なので、シーズンごとに魚種を変えてはどうか。淡泊な魚にはコクが感じられる調理法で、脂の多い魚ならあっさりと味つけて。
内容的には、そりゃ、そうだろって感じるかもしれませんが、じゃあ、どう調理するのがベストなのか。そこまでを考えるから難しいんですよね。皆さんから、様々な調理法の案が飛び交います。シェフは、その声をひとつひとつ、大事な意見として書き留めていました。

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次に、課題となっていたのか、ラーメンの出汁について。わたしは、美味しかったのです。確かにあっさりしているが、これでも十分なのでは?と感じたのですが、プロたちのハートは妥協を許しません。もっと魚介感があったほうがいいか。魚介以外の出汁をどうブレンドするか。あっさりしすぎているのではないか。辛くなってしまっては意味がない。

充分、美味しいんですよ。あっさりが好きな人もいれば、こってりが好きな人もいるんだし、それぞれの好みじゃないの?なんて、ド素人のわたしは思うワケですよ。でもプロは違う。もっとブラッシュアップできるはずだ。もっとみんなが美味しいと思うものができるはずだ。そんな鋭いこだわりが、本当に美味しいものを生み出すためのマストだということなんですね。

これ以外にも、ほんとうに細やかなところまで、味だけじゃなく、量や盛り付けまですべて、お客さんの立場になって「食べたい」と思えるものをつくることを追求していました。ホント、美味しいものにありつける~なんて思惑で試食会に参加しちゃって、すいませんでした~!!

来年、2021年、高浜町に「UMIKARA」がオープンしたとき、今度はちゃんとお客さんとして食べにいきたいと思います。





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