いきのびよう日記

いま私は昼下がりの反町で、コーヒーとミルクレープを飲んでいる。信じられない生活だ、貴族か?いや、貴族ももう少しやるうことがあるだろう。端的に言って最高だ。

休職も3ヶ月したら板についてきた。今まで会社をパタっと辞めたことはあったけど、在籍しているのに休むなんて発想にもなかったというか、そんなことが出来る余裕のある会社にいたことがなかったの方が正しいだろう。自分が休めば他のチームメンバーが火の車になり、爆死することが目に見えているので休む方が胃がきゅーんとなるのだ。だったら一緒に夜中まで仕事したほうがマシだろう。よっしゃこっっから力入れるぞの夕方17時か後ちょっとだけど限界近い22時に誰かを誘って行くコンビニが私は大好きだ。立ちながらカップラーメンを食べる。なんならmtgしながらも食べるし原稿読みながらも食べる。行儀が悪くても仕事を頑張る人のことが私は好きだ。

こう書いていると、さも仕事が好きなように見えるけど、実際は全然好きじゃない。今のようにこうして毎日だらだら過ごすのが大好きだ。人間てみんなそうじゃないの?仕事好きとかジム好きとかいう人って、どこか虚勢を張ってるんですよね、ね?という気持ちをずっと心に持ってます。
だからだらだらしたり、お酒を飲みすぎて後悔したり、喫茶店でぼーっとしたり、部屋で楽器を弾いてることが好きな人が私は人間らしい人間だと思う。

スーツ着て会社行ってる人がカッコよく見えるという女子はたくさんいるけど、私はそんな風に思ったことはない。仕事ができる人というのは嘘が上手い人なだけ。私は仕事ができる人には性的魅力は感じない。あと大体浮気してるし、わりとそのことを飲み会で大声で言ってますよ。

完全リモートワークになって、その楽さによだれが出つつ、あんまし友だちになりたい人も見つけられないジレンマを感じてる。会社の人と馴れ合っている暇はないけど、同じ気持ちの人がその空間に1人でもいればそれで乗り越えられることはたくさんある気がする。

なんで休んだかを解明するために幾つかの文献を読んでるけど、まあこれと言って難しい話ではなく、全てがなにかの狭間であり、感情と建前と本音のバランスなんだよなあと思う。
そして本当は直感で分かっていたことを無視して突っ走っていたとこから歪んでいったこともあるので、今後はもっと自分の直感を信じていきたい。
人への直感だけは鋭い、そういうことに自信を持っていきたい。

狭いカフェの店内で、隣のお姉さんは時たま眠ってガクンとなりながら企画書みたいなものを読んでいる。思えば私はカフェとかで仕事をしたことはない。基本、機密情報を取り扱っているから一目につきそうなところで仕事をするっていう選択肢がないのだけど、そもそもめちゃくちゃ寝ると思う。私は常に眠い。こんな優しいライトのあったかい店内にきたら瞬時に寝てしまうだろう。
企画書とか読む場合は、時間ないかもしれないけどゆっくり寝てからにしてほしいな。おやすみ、お姉さんが今日ぐっすり眠れますように。

店内は山崎まさよしが流れてる。
本を少し読んだら帰ろう。



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