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呼吸を止める

呼吸を感じるのに試しに呼吸を止めてみましょう。
呼吸を止めると、体にはどんな反応があるでしょうか。

普段、私たちは当たり前のように呼吸をしていますが、体は必要な呼吸を必要なときにしてくれています。よくできたシステムです。意識してようがしてまいが、呼吸は行われ、体内でエネルギーを作るために必要な酸素を取り込んでくれます。脳では、全エネルギーの20%ほどの酸素消費がおこなれます。エネルギーを作るため、脳にきちんと働いてもらうためにもしっかりと呼吸をしましょう。

また、自分の気持ちや感情は呼吸に現れてきます。ストレスやプレッシャー、不安を感じれば、呼吸のリズムや深さ、スピードは変わってきます。呼吸は、心の状態を理解する上でのバロメーターになります。そのためには、普段の呼吸がどんな感じかを定点観測しておく必要があります。日々の実践で呼吸を観察する事は、体からのアラーム、感情の異常値に気づき易くしてくれます。

今日は、瞑想の前に呼吸を止めて、自分の呼吸を感じてみましょう。どれぐらい息を止められるでしょうか。呼吸を求めるときには、体はどんなメッセージを送ってくるでしょうか。心にはどのような気持ちが現れてくるでしょうか。苦しくなり、体が確かに酸素を求めていることを体感してみてください。

くれぐれも無理のない範囲で息を止めてみてくださいね。




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