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【Beautiful People& Beautiful Smiles】


先日、マルティニクの友達ダニエルと共同ホストで、
ワールドワイドに9か国26名の方々とつながった。

イタリア、フランス、ベルギー、ポルトガル、
オーストラリア、インド、中国、マルティニク、日本。

素晴らしい時間と空間を共有することができた。
この素敵な笑顔に感動する。

沈黙の時間を過ごし、
お互いを思いやる気持ちを持ち寄ることで
僕らはこんなにも簡単に繋がれる。

僕たちには今このような時間と繋がりが必要だ。

今、僕たちはどこにいても同じ問題を抱えている。

今、僕たちは今まで以上に共感的になれる。

今、同じ問題を抱えているからこそ、
お互いを思いやり分かり合える。

今、お互いの尊厳を守り、自己の存在をお互いが認め合い、
自己を表現する喜びを噛み締める。

今、肉体的な自由が制限される中で、
僕たちの心には自由があることを思い出す。

これほど世界が人類が国境を超えて
一つに繋がる機会はないのではないだろうか。

この笑顔の陰には不安や恐怖や怒りや混乱が隠れているのを
僕たちは知っている。

一人では持て余してしまうこれらの感情を
「僕たちは独りではない」ということを感じることで
心を強く持って明日に希望を繋げることができる。

そんなことを感じさせれてくる時間だった。

参加者の一人一人の存在にただただ感謝。

生きとし生けるすべてに
ありがとう。


【我々は何者か? 〜沈黙と笑顔の中で〜】

COVID-19よ ありがとう

こんなにも美しい笑顔を届けてくれてありがとう。

お前たちは私たちが沈黙の中で過ごすことで
いとも簡単に繋がれることを思い出させれてくれた。

お前たちはこの笑顔を我々に届けたかったのだな。

COVID-19よ ありがとう

こんなにも素晴らしい時間を届けてくれてありがとう。

お前たちは私たちが立ち止まり、
心と体と社会と自然と向き合うことで
私たちにとって大切なものが何であるかを
思い出させれてくれた。

お前たちはこの時間を我々に届けたかったのだな。

COVID-19よ ありがとう

我々人類がどれだけ愚かなのかを
思い出させれてくれてありがとう。

我々は文明の発展と引き換えに自然との暮らしの調和を乱し
物質主義の幻想と支配欲の求むるままに自然の循環法則に反し
私たちに恵みをもたらす地球を壊し続けてきた。

お前たちはそのようなことをする必要がないことを
伝えにきたのだな。

COVID-19よ ありがとう

人類の中に眠る大いなる知恵に気付かせてくれてありがとう。

我々はお互いを慈しみ、
自然に感謝しながら生きていくことを知っている。

豊かな想像力と巧みな言語を使って、
明るい将来を描き希望を抱くことができることを知っている。

お前たちはその知恵へのアクセスの鍵を
届けにきてくれたのだな。

今人類は、お前たちを敵とみなし、
明日は我が身と恐怖に怯え
将来の命と生活に不安を覚え
肉体的な制限に不満を募らせ
理不尽とも思える命の奪い方に怒り、混乱している。

お前たちの殺傷能力と感染速度の前に
我々は、なす術なく家の中に閉じこもっている。

だが、それはお前たちの本当の目的ではないだろう?

今、宇宙から地球を眺めたら
とうもろこし以上にお前たち生命体の繁殖を
確認できるのではないだろうか。

もう十分だろう?

良識あるものたちは気付き始めている。

今までと同じやり方で時計の針を進めていくのではなく、
新しい地図と磁石を持って
新たな航海に出る必要があるということを。

一方で時間稼ぎのワクチン開発を進めている。
人類が得意とする対症療法だ。

きっとお前たちは「無駄な抵抗だ」と人類の浅はかさに
ほくそ笑んでいるだろう。

人類が同じ過ちを繰り返し、
根治療法に取り掛からなければきっとお前たちは、
第8世代を早々に送り込んでくる魂胆だろう。

私たちは、B細胞やT細胞の獲得免疫の中に
お前たちのことを記憶していく。

ただそれも第8世代の前では
肉体の自己認識という人体の神秘を持っても
防ぐことは難しいだろう。

私たちは、地球上の人類が立ち止まり
様々な感情と共にお前たちと向き合う時間を
共有していることを心の中に深く刻み込んでいく。

私たちとお前たちが和解し、当たり前のことに感謝し、
日常の中にささやかな幸せを見出せる日々を
遠からず将来迎えることができることを信じながら。

COVID19よ もういいだろう?

そろそろ矛を収め、心を鎮めて我々を解放し
我々の新しい姿と新しい変化の流れを眺めてみないか?

COVID19よ お前たちは何者だ?

お前たちは、将来の私たちからのメッセンジャーだろうか。
それとも自然界からの遣いだろうか。
はたまた人類の過去の負の遺産の蓄積だろうか。

もしも、お前たちが私の体に襲いかかってきたら、
きっと私はお前たちを恐れながらも憎み、
受け入れることを拒み、
抵抗し続け許すことはないだろう。

ただそれでもお前の使命を知るとき、
私はお前たちの存在を認め、
その使命に理解を示そうとするだろう。

なぜなら、私はこの宇宙に属し、地球に生きる一部だからだ。
そして、共に生きる道をお前たちと考えてみたいからだ。

COVID19よ ありがとう。


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