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レポート第5回レタスマインドフルネスワークショップ1

2019年2月17日(日)に第5回レタスマインドフルネスワークショップが開催されました。
気候のせいか体調の良くない方が多く、講師の坂井氏もこの日は休講、大友氏としのの二人で開催させていただきました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

まずは大友風太郎講師の「どうしても好きになれない人」から。

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今日のテーマなんでしたっけ?
「どうしても好きになれない人」?
ああ、それじゃ一人ずつ、自分がどうしても好きになれない人について話してみてください。
最初しのさん、どうぞ。

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いきなりの無茶振りである。
実は今回常連の人ばかりだったのでこういう展開になったのだが、初参加の人がいたらこんな個人的な話をいきなりさせるとかはありえませんので、ご安心ください。

少し考えて話したのは、身近な人ほど欠点が目につくことがある、ということ。
日常頻繁に接する機会がない人は、好きになれなくてもあまり気にならない。
家族や姻族、職場やサークルなどの「場」を共有する相手のことは「好きになるべきである」のに「どうしても好きになれない」ことがたびたび意識にのぼってしまう。
具体的に自分の親族を例に挙げて、「全体としてみると尊敬すべき人と分かってはいても、自分と共通する欠点に関してはどうしても癪に障ってしまって、そういう面を見ると頭の中で(それはないだろう)と文句を言いたくなる」というお話をした。
心理学でいう「投影」のわかりやすい例なのだが、自分の事になるといつも同じ落とし穴にはまってしまう。
あきらめられればいいんですけどね。

他の方からは「好きになってやろうと思って、良いところを探す」「自分も同じことをやっているかも知れないと思って、自分をふりかえる」という、とても良いご意見がでました。

また、自分に必ず反対する人がいるという質問が出た。
大友講師の答えとして、何かを指示される段階で相手の意向をはっきり聞き出す方法はないか考えるということ。
また、そういう人は反対することで自分の承認欲求を満たそうとしているので……というところから大友講師のお話が始まった。

(続きます)