小学5年生が理解する「誤り訂正符号」(デジタル社会を支えるテクノロジー:誤り訂正符号って何?その34)
息子:「テレビ番組を録画するために付けてるハードディスクの録画時間を決めてる2TBのBはバイトで、1バイトは8ビットの固まりのことを言ってるんだね。それにしてもテレビ番組の録画って、もの凄いデータの量なんだね。」
私:「そうだね。音声だけと比べると、テレビ番組は音声に加えて、音声よりもデータ量が凄く大きいからね。それを何100時間も録画するんだから、ハードディスクドライブ(HDD)に記憶できるデータ量が多くないとね。」
息子:「そうなると、確かに『リード・ソロモン符号』みたいに『符号語』をバイトで表した方が一気に沢山のデータを『誤り訂正符号』にできて便利だね。」
私:「そういうこと。それと、『リード・ソロモン符号』は『符号語』を表す成分がそれぞれバイトだから、それぞれの成分に対して別の簡単な『誤り訂正符号』にしたりするんだ。『連接符号(れんせつふごう)」と言って、昔は人工衛星の通信に使われたり、今でもタクムが毎日観てる地上波デジタルテレビ放送でも使われてるんだよ。」
息子:「そうなのっ!?」
私:「どっかの会社のテレビCMみたいだな…。もしかして真似してる?」
息子:「(笑)」
私:「お前こそウケ狙いのネタキャラじゃねーか!まー良いや。」
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