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日本におけるマインドフルネスのイマココ(#MiLIシンポジウムまとめ)

こんにちは、久しぶりのnoteと更新となりました。いかがお過ごしでしょうか。

2022年9月17日午前中、8回目となるマインドフルリーダーシップシンポジウムがオンラインで開催いたしました。

これまでのシンポジウムは、ゲストによる基調講演がメインでしたが、末広がりの8回目は、MiLI理事3人によるイマココ基調講演にはじまり、参加者とともに私の、組織の、社会のレイヤーごとにイマココ、コレカラを対話する回となりました。

りんどうさんのグラレコとともに、振り返っていきます。
みなさまにとって、マインドフルネスのイマココにふれるきっかけとなればと思います。

第一部:基調講演のダイジェスト

第一部では、MiLI理事のそれぞれが、個人、組織、社会、世界、それぞれのレベルにおけるマインドフルネスの実践のイマココについて基調講演を行いました。

MiLIがこれまで導入してきた企業、組織の事例や理論、そして、マインドフルネスの世界の最新動向やイマココを共有し、コレカラへの投げかけをしました。

「マインドフルネス&ウェルビーイング関連の世界動向のイマココ」by 木蔵シャフェ君子

・マインドフルネスの一時的な流行は収束し、本質的な基盤として浸透へ
・世界トレンドより、VCや社会参画、ウェルビーイングなどじわじわ
・日本トレンドはいかに?

「気候心理学を視野に入れた『人、組織、社会』の感情とその影響、変革への挑戦〜え、猛暑なるインテリジェンス」by 吉田典生

・えっ?猛暑なるインテリジェンスが誤字ではございません
・「それはどこからの気づきか?」氷山下にも目を向けていく
・感情が運んでくるメッセージに好奇心を開き、決断し、行動していく

「日本の組織におけるマインドフルネスのイマココ〜企業・組織導入のトレンドと今後の展開」by 荻野淳也

・パンデミック前後では、企業導入の目的が変わってきている
・経営の各領域において、マインドフルネスが導入、研究されている
・私たちの究極アップデートは、「恐怖→愛」である


第二部:イマココ・コレカラ対話

第二部では、
・「私のマインドフルネス イマココとコレカラ」
・「私のコミュニティ・組織でのマインドフルネス イマココとコレカラ」 ・「私が感じる世界/社会のマインドフルネス イマココとコレカラ」
の3テーマごとに、ジャーナリング→ブレイクアウトの対話→全体シェアという段取りで、展開されました。

「私のマインドフルネス イマココとコレカラ」

「私のコミュニティ・組織でのマインドフルネス イマココとコレカラ」


「私が感じる世界/社会のマインドフルネス イマココとコレカラ」

第一部の基調講演の話を聞いて、受け取ったことや感じたことなどを、ジャーナリングや対話を通じてアウトプットする。そして、他者の話や視点をインプットし、日々の実践に活かしていける、とっても有意義な時間となりました。

全体シェア&対話

zoomチャットで、印象的なコメントをピックアップします。

・働き方改革、心理的安全性、ウェルビーイング、バズワード(流行り言葉)は移り変わるが、その中にマインドフルネスは散りばめられている。

・世界・社会ではいろんな領域でアクセルとブレーキが加速度的に踏み込まれているなぁと。

・OSが古くてもアップデートを望まないひとがいますよね

・気づいた人の責任。社会に還元する責任。昔に本郷にある大学の研究室の教授がいつもノブレス・オブリージュを説いていたのを思い出しました。

・自分に近しい人ほどマインドフルに向き合うことが難しいと感じます。
愛があるからこそ、心配になるし期待してしまうので、つい感情的になったり、余計なことを言ってしまったり。。

・分からない、と言う状態に耐え続ける、オープンに好奇心を持って向かい続ける、そんな大人になりたい!

マインドフルネスのコレカラ

このマインドフルリーダーシップ・シンポジウムを終えた所感は、「MiLI設立から9年経って、ついにここまで来たか・・・(感無量)」に尽きます。

同じ時間、同じテーマを共有し、いっしょに対話するという場をごいっしょすることで、ともにイマココからコレカラをつくっていけることを強く確信しました。

以上、日本におけるマインドフルネスのイマココでした。
来年は、どのような景色のイマココがみえてくるのか、楽しみです。

お知らせ:MiLIのマインドフルネス・プログラム

10/25(火)19:00~マンスリーMiLI

11月開催(10/28まで早割あり)

MBCCオンライン説明会(定期的に開催あり)


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