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今こそSearch Inside Yourself本領発揮の時ーーところでSIYって何?

皆さん、サンタクルーズからこんにちは!MiLIの木蔵(ぼくら)シャフェ君子です。

今日は、Googleで開発され、今や世界でも最も信頼を集めるマインドフルネスとリーダーシッププログラムとなった「サーチ・インサイド・ユアセルフ(以下S I Y)」についてお話ししたいと思います。



「S I Yってもう何年も前からあるでしょ。今更知っておく必要あんの?」
さらにぶっちゃけ「もうオワコンじゃないの?」

というそこのあなたにこそ(いや、そうじゃなくても)知っていただきたい、今だからこそS I Yの本領発揮の時であること、そしてこれまでを振り返って、裏話も含めそのユニークさをお伝えします。


S I Y誕生の背景−Google社員の苦しみと世界平和の夢

2006年S I Y始動の年、Google社は既に世界最大のハイテク企業としてさらなる急成長を遂げると同時に、利用者の個人情報の問題など、彼らのビジネスモデルの根幹を揺るがす部分で米国政府やE Uからプレッシャーを受けていました。Googleの従業員にとって、急成長の痛みと検索エンジンの抜本的デザイン変更など多大な負荷がかかっていた時期でもあります。

そこでGoogle社は「世界で最も健康かつ生産性の高い組織となる」ことを掲げ、数百もの無料のコースを従業員向けに提供したのでした。

その頃Googleのトップエンジニアであったチャディ・メン・タンが「世界平和」という夢に向かってマインドフルネスと高いE Iを持つリーダーを世に輩出していくことを目指す、というビジョンに取り組んでいました。彼は世界的なエキスパート達のアドバイスを受けながら「サーチ・インサイド・ユアセルフ(S I Y)」という社員向けワークショップを編み出し、S I Yは一気にキャンセル待ち連続の一番人気のプログラムとなったのです。

2012年大きな転機がやってきました。チャデイ・メン・タンの要望によって、有名な禅僧/起業家/作家であるマーク・レサーをC E Oに配し、2012年に非営利団体S I Y L I(サーチ・インサイド・ユアセルフ・リーダーシップ・インスティテュート )の設立をGoogle社が認めたのです(太っ腹!)。以来SIYLIにより認定講師が輩出され、SI YがGoogle以外の世界中の人たちに届けられるようなったのです。

そして同年、書籍「サーチ・インサイド・ユアセルフ」も出版され、瞬く間に各国でベストセラーになり、シリコンバレーGoogle本社で開花したSI Yは、その種子を世界のあちこちに広げます。それまでマイナーだった「マインドフルネス」という概念を世界的な潮流にするきっかけの一つもなったのです。
 
<The New York Times 2012年4月28日号 “O.K., Google, Take a Deep Breath”より>

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S I Yの画期性――I Q156のエンジニアが世界平和のために本気になったら

S I YがなぜこれほどまでにGoogleや世界で受け入れられたか?実はGoogle内でも他のマインドフルネスの研修はあったのですが、SIYほどの爆発的なリアクションや定着はありませんでした。
なぜ他のマインドフルネス研修と一線を画したのか、次の4点に集約されると思われます。

1. エビデンスベース:宗教という信念ベースではなく、科学的な根拠にのっとったことで、エンジニア、ビジネスパーソン達に受け入れやすくなった

2. エモーショナルインテリジェンス(以下E I)とリーダーシップの向上という明確なゴール設定:マインドフルネスが組織やビジネスに役立つよう、E Iとリーダーシップへのインパクトに絞り込み、そのゴールに向かって学びの経験が構築されている

3. 世界的エキスパートから得た英智あるコンテンツ:E Iはダニエル・ゴールマン、神経科学はリチャード・デビッドソン、マインドフルネスはミラバイ・ブッシュやノーマン・フィッシャーらオールスターチームともいえるアドバイザー達からの、マインドフルネス、科学、E Iそれぞれに関する最新かつ深い英智が得られる(推薦者にはダライラマ法王やティク・ナット・ハン師が名を連ねる)

4. 参加者が変化を実感できる全方位的体験学習:限られた時間で、参加者の行動や感情的な変容を起こすには、思考・ハート・身体の全てを巻き込んだ経験が必要となる。メンさんのI QとE Iを駆使して、20を超える体験実習を盛り込んだ全方位的な学びを可能にした

エビデンスベースの信頼性、明確なゴール、世界のエキスパートから届けられたコンテンツ、変化を実感できる全方位的学習―――これでもかという工夫を重ね、S I Yは無双のプログラムとして広がり続けているのです。


S I Y15年目の現在とこれから−国境・セクター・コロナ禍を超えて

2006年にGoogleの研修として始動し、以来30か国7万人以上が受講するマインドフルネス に基づくリーダーシッププログラムとしては、世界に類を見ないものとなりました。日本では、もう少しで2000人の受講者に至りますが、そのイントロセミナーなども加えるとざっと延べ6000人の方達にMiLIとしてお会いしてきました。

まだまだこれからです。

最近の大きな特徴は2つ。そのどちらともが、「マインドフルネスはリーダーのO Sとなる」というメンさんの予言が現実化しているような。

1つ目はビジネス以外のセクターでもS I Yの導入が進んでいること:N P O、国連や地方自治体、そして国家的取り組みなどーー国連でS D Gs促進に向けて、無差別大量殺人が起こったフロリダ州パークタウンの立ち直りのため、ブータン王国の教育庁と教師全員に向けて、など大きな変革のサポートプログラムとしてS I Yは再び注目されているのです。

2つ目はU理論、ティール組織、発達理論、国連S D Gsなどの注目のコンセプトのいずれもが、マインドフルネスの有用性を認めていること。それらを入り口として、S I Yに来られる方も増えています。

さらには現在のコロナ禍とそれに伴う経済の疲弊で、今またS I Yへのニーズが高まっています。


直感的にV U C Aワールドを乗り越え、成長へと変容させるために、、「今これが私の組織に(私に)必要だ」と感じていただいているようです。
MiLIへも、毎日個人の方や企業様よりお問い合わせをいただくようになりました。私たちも、ますます気持ちを引き締め、S I Yをお伝えする意義を感じています。

ほとんどの国で、会場に集う形での実施はまだ叶いませんが、オンラインでの安全で最適な実施に向けて、各国でオンラインS I Yのパイロットプログラムの実施に切り替え始めました。


S I Yの可能性がさらに広がり、世界平和に向けてより貢献できるよう、私たちもワクワクしています。(オンラインS I Yにご興味のある方は、ぜひinfo@mindful-leadership.jpまでお問い合わせください)


そこで、8月29日MiLIではS I Y創設者チャディ・メン・タンさんと日本のマインドフルリーダーの皆さんを迎え、第6回ビジネスシンポジウムを開催いたします。混沌の今、マインドフルリーダーの皆さんは、このピンチをどうチャンスに変容されるのか、そのヒントとインスピレーションをお届けいたします。


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