【MiLIより御礼】10周年の感謝とビジョン
『この星に住まうリーダーたちが、マインドフルネスをガイドし、マインドフルな場を創り出すことができれば、地球は平和でサステナブルな星となる』
これは、先日、スウェーデンで開催されたIDGs Summit に参加したときに、私の心に映像として湧き上がったビジョンでした。
IDGs Summitとは、Inner Development 、つまり、人々の内面の成長をテーマにした国際カンファレンス。今年は、マインドフルネスの世界的第一人者であるジョン・カバット・ジン博士をはじめ、システム思考のピーター・センゲ、U理論のオットー・シャーマー、脳科学者のダン・シーゲル、免疫マップのロバート・キーガンといったこれまで世界のInner Department の理論と実践を牽引してきた方々も登壇、参加されました。
世界各国から約1万人（オンライン、アーカイブ参加含む）が参加したIDGs Summitでは、メインステージのセッションがメディテーションからスタート。各分科会の多くもイマココにしっかりと着地してから、セッションが開始されました。また、メインステージのあるセッションでは、英国議会でのいくつかの議会では、参加議員たちがメディテーションを行い、議会が開始される様子が紹介され、議員たちがマインドフルネスによって自分自身の在り方や態度がどのように変わったかのコメントが映し出されました。
もちろんインナーデベロップメントに興味関心の高い人たちが集まっている場ではありますが、IDGs Summitのような国際カンファレンスや各国の議会、また、各国の大手企業のリーダーたちがマインドフルネスをガイドし、マインドフルな場を創るような時代が訪れたら、この地球は平和で幸せな星へと変わっていくでしょう。
でも、こうした変化は、世界の各地で起こり始めていると感じたスウェーデンでの体験でした。そのようなリーダーたちの出現を意図するとともに、各組織のリーダーたち自らマインドフルな場を創出するための具体的な取り組みをこれから先の10年、着実に進めてまいります。
2023年10月22日
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート
荻野淳也
代表理事：荻野淳也より
2013年10月より活動を行ってまいりましたMiLIは、10周年を迎えることができました。
これもこの10年間、MiLIの存在を信じ、そして活動を支えていただきました皆様のおかげと、深く感謝を申し上げたいと思っております。
この10年間でマインドフネスを切り口に、気づきの力の必要性と重要性を日本で働く方々、そして日本の組織にお伝えをすることができたのではないかと考えております。
これからの10年間につきましては、その気づきの力をもとにお1人お1人の自己認識を高め、インナーデベロップメント、つまり内面の成長、そして心の成長を基盤としたより良い組織づくり、より良い社会と世界の実現に向けて、より確かなアクションを実現していきたいと考えております。
具体的にはIDGs（Inner Development Goals）の日本における普及と啓蒙、そして日本の組織、企業へのご支援を深めてまいりたいと考えております。
これからの10年もどうぞよろしくお願いいたします。
理事：木蔵シャフェ君子より
MiLI通信読者の皆様、カリフォルニアからこんにちは！
国税庁によると会社が10年続く確率はたった6.3%とのこと。私たちがこうして10周年を迎えることができたのは、読者の皆様をはじめ多くの方との出会いとご支援のおかげに他なりません。
2013年の発足以来、物事がうまくいってエゴ的な慢心を起こしたり、焦りや責任感のあまり抱え込みすぎて燃え尽きそうになったり、マインドフルネスを伝えるものとして恥ずかしくなるような局面も多々ありました。しかしその度に学び立ち上がることができたのも、MiLIの仲間とご参加者の存在に支えられ、ありのままの今ここに向き合い続けられたからです。
ただただ感謝申し上げます。これからもマインドフルで真摯な生き方を共に探求するパートナーとして、MiLIを何卒よろしくお願い申し上げます。
MBCC合同会社 CEO：吉田典生より
こんにちは、吉田典生です。MiLIは設立から満10年を迎えました。私は既にMiLIの活動から離れているので、「これからMiLIはどう進むのだろう」という思いを抱きつつ今ここにいます。お会いする方から「体制が変わったのですね」と尋ねられることもあります。気にしていただいていること自体、とても有難いことです。そんな皆さまへの御礼とともに、関心を寄せてくださっている方々がたくさんいることを、あらためてMiLIのメンバーにも伝えたいと思います。＜行動するのではなく、行動に導かれる＞というティク・ナット・ハン師の言葉を、メンさんがSIYの本に書いています。内面の探索は危機に瀕している世界に向けた一人一人の行動のためにあることを、心に刻みながら。
理事：中村悟より
いつもお世話になっております。MiLIさんが満10歳となりました。パチパチパチ！
皆様とは、このメールマガジンMiLI通信をはじめ、SIYや関連書籍、マンスリーMiLI、シンポジウム、MBCC、IDGsシリーズなど、どこかのタイミングで接点があり、いまに至るまで、関わってくださいまして、本当にありがとうございます。
この10年間で、日本におけるビジネスパーソンにとって、マインドフルネスやマインドフルリーダーシップに対する認知が高まり、個人や組織で実践する方々が増えてきたのは、ひとえに皆様一人ひとりのおかげです。これからもごいっしょできますことを楽しみにしております。引き続き、MiLIさんとのお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
事務局：桐林千登勢より
皆さま、こんにちは。バックオフィス担当の桐林です。
私がMiLIに加わったのは2019年の10月でしたので、あっという間に丸4年が経ちました。10年のうちの4年と考えると、意外と大きな割合なので驚いています。
ちょうど世の中が激変するのに伴って新しい形を模索する頃から共に歩み始めたので、私にとってMiLIは、関わる皆さまとご一緒に常に変化し続ける場となっています。
MiLIがこれからも、社会にとって必要なものを少し早く取り入れてお届けし続け、自らが変わることで周りにも変化をもたらすコミュニティを支える軸として存在していくことを願っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
■お知らせ
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1）IDGsシリーズ 第6回「summit 2023速報レポート」（10/26 19:00～）
2）ジョアン・ハリファックス博士と学ぶ「セルフ・スチュワードシップ」「コンパッション」アーカイブ動画（10/31まで）
3）人的資本経営・ウェルビーイング時代に求められる
新たなリーダーのあり方とは（予告：11/22 15:00～オンライン）
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■MiLIについて
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