鼻呼吸の瞑想が苦手な方にもオススメ!心臓ヨガとは?-vol.1心臓ヨガってなに?どう良いの?-
「マインドフルネスに興味はあるけど、呼吸の瞑想は難しかった・・・」「花粉症で呼吸の瞑想がツライ」そんなマインドフルネス瞑想初心者でも大丈夫!心臓ヨガ®︎開発者の秋山綾子さんから、簡単で続けやすくも奥深い心臓ヨガを学びましょう!
①心臓ヨガって何?どう良いの? ←今回はここ
②心臓ヨガ開発ストーリー
③心臓ヨガで広めたい思い
はじめまして。
一般社団法人日本ポジティブヘルス協会代表理事の秋山綾子です。
今回は、マインドフルネスのワークでよく用いられる鼻呼吸の瞑想が苦手な方にもオススメの「心臓ヨガ」をご紹介させて頂きます。
この「心臓ヨガ」初めて聞いた!という方がほとんどかと思います。
「心臓」は知っているし、「ヨガ」も聞いたことがありますよね。
では、この「心臓ヨガ」という言葉からはどんなものをイメージされるでしょう?
少し思い浮かべてみてください。
・・・
心臓をヨガする?
心臓を強くする?
心臓に良いヨガ???
実際のところ、あなたの心臓を一旦取り出していただいて揉んだり伸ばしたり、、はしません。笑
それは冗談として。すぐにはイメージが湧かないかもしれないですね。
「心臓ヨガ」とは、“心臓をとおして自分とつながるヨガ”です。
休みなく動いてくれている心臓
ひとりにひとつ、胸の中に必ずある心臓。この心臓が、一日に何回鼓動を打っているかご存知ですか?
通常、私たちの心臓は一分間に約70回拍動しています。とすると、一時間に4,200回。それが24時間休みなく続いているわけなので、一日に約10万回。
10万回!です。
あなたが生まれる前、お母さんのお腹の中にいる時から、ずーーーっと一日も休まずに絶え間なく鼓動を打ち続け、全身にエネルギーを送ってくれています。
凄くないですか?^^
やってみよう、心臓ヨガ
その、健気な存在を感じてみよう。心臓に意識を向けてみましょう!
これが、心臓ヨガの入り口です。
おそらく普段はほとんど意識を向けることのないあなたの「心臓」に、意識を向け、感じてみます。
どんな感じがするでしょうか?
何か、感じるものはありますか?
何も感じないかもしれません。それでもOKです。感じないな〜ということを、感じていれば大丈夫です◎
さあ、では手を当ててみてください。
片手でも良いし、両手でも良いし、どちらでもあなたのしっくりくる方を選んでください。
ただし、位置には注意してくださいね。心臓は左胸にある、と思っている方が非常に多いのですが、解剖学的に心臓はほぼ胸の中央にあります。ただ、ちょっとだけ傾いているので少し左寄りです。胸の真ん中、ちょっと左。鳩尾(みぞおち)の少し上。肋骨に守られている位置に心臓があります。
そこに、優しく手を添えてあげてください。
可能であれば、ちょっと目を閉じてみてください。
もし、鼓動を感じることができたならば、それを感じ切ってください。
“ああ、今
私の心臓はこのくらいの速さで鼓動を打ってくれているんだなぁ”
“ああ、今
私の心臓がこんなリズムで鼓動を打ってくれているんだなぁ”
少しの間、心臓に意識を向けて、感じてみましょう。
どんな感じがしたでしょうか?
何か、感じられるものはありましたか?
身体の感覚、あるいは呼吸の感覚。さまざまに感じられたものがあったかもしれないし、何もなかったかもしれません。手先まで脈を打っている感覚がわかった!などという方もおられます。
ただ、特段何も感じなくても、鼓動なんて全くわからなかった!でも
OKです◎
「心臓に意識を向けて、感じてみた。」
それだけで、あなたは”今”を感じたと言えると思いませんか?
また、心のなかでなにか思い起こされたものがあったり感情が湧き上がってきたりしたかもしれません。
ぜひ、今の氣持ちを観察してみてください。
心臓をとおして、あなたがどんなことを感じたか。
心臓を感じてみるだけでマインドフルになれる「心臓ヨガ」
「心臓ヨガ」では、このようにシンプルに「心臓」にフォーカスすることから始めていきます。
とても簡単なワークですが、不思議なことに呼吸法が苦手・・・であったり、瞑想って難しい・・・という方も、「これはラクにできました!」という感想を持たれることが多くあります。
果たしてそれはなぜなのか?その辺りは、次回以降の記事で触れたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
またお会いしましょう!
この後も、心臓と共にハーティフルなお時間をお過ごしくださいね。
綾子
※「心臓ヨガ」は、一般社団法人日本ポジティブヘルス協会代表理事・秋山綾子の登録商標です。
▼心臓ヨガの音声ガイドがこちらからダウンロードできます。実践にお役立てください。
プロフィール
秋山 綾子(あきやま あやこ)
一社)日本ポジティブヘルス協会 代表理事
・心臓ヨガ®︎開発者
・医科学修士、理学療法士、心臓リハビリテーション指導士
・ポジティブ心理学ファシリテーター
【理念】
すべての人が、1秒でも長く“私らしく”生きられる社会をつくる
福島県出身(いわき生まれ、喜多方育ち)。16歳でヨガと出逢い、金沢大学医学部保健学科在学中、兄の突然死をきっかけに心臓の道へ進む。すでに海外では心臓疾患の治療やリハビリテーションにヨガが活用されていることを知り、日本におけるエビデンスを構築するべく大学院へ進学。
「心臓血管機能とヨガ」をテーマに研究をおこなう。
北里大学病院心臓リハビリテーション室勤務、 アメリカおよびインドでの研修を経て、法人設立。
現在、福島県喜多方市を主拠点に、オンラインも活用しつつ『心臓ヨガ®︎講座・指導者養成』『ポジティブヘルス研修・講演』『ウェルネスツーリズム・リトリート企画・運営』を柱として事業を展開。最近は、ワーケーションの推進に注力中。
「日々全力」という言葉を掲げて生きていた兄や、3.11の津波で亡くなる間際まで新聞記者としての使命を全うしていた先輩の姿に強く感銘を受け、
ハーティフルライフ(Heartiful Life:心からの想いを大切に、いきいきと生きる在り方)を探究・実践している。
趣味:日本お酌協会、占い師、キャンプ&SUP
◆心臓ヨガ®︎ 公式サイト
◆clubhouse
@ayako1222 【心臓ヨガ®︎room】
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