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カウンセリング・コーチングにおける対等な関係について

 カウンセリングやコーチングにおいて、クライアントとの信頼関係は非常に重要です。
単発の30分~1時間のセッションでは、この短い時間内にクライアントと信頼形成をしながら傾聴を行わなければなりません。

 しかし、クライアントとの気持ちの熱量の差が大きすぎたり、性格の違いが大きすぎると、信頼形成が困難になります。
それでも私は、傾聴・承認・質問を繰り返し行い、クライアントに気付きを与えることを心がけています。
信頼形成のために、ひたすら傾聴・承認・質問を繰り返し、気付きの効果が高い質問を提供することが私の役割です。

 この過程で、クライアントが解決に向けた内容を話してくれるかどうかが非常に重要です。
カウンセラーやコーチを下に見たり上に見たりするのではなく、同じ目線に立つことが大切です。
同じ目線に立つことで、クライアントとカウンセラー・コーチは一つの質問と答えを通じて、本質にたどり着く気付きを得られます。

 このことは、カウンセリングやコーチングが受け身では効果が出ないことの証明でもあります。
対等な関係を築くことで、初めてクライアントは自らの内面に深く向き合い、本質的な気付きと変化を得ることができるのです。

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