挑戦の大切さ

RPGのゲームのキャラクターには、それぞれパラメーターが設定されています。例えば、全線で戦う事が得意なら物理攻撃が高くまた長く戦えるようにやられにくい状態になり、魔法使いのような後方で戦うキャラクターには、後方の攻撃力が高くまた連続で魔法が撃てるように設定します。
これは、キャラクターごとに有利立てるように設計してあり、それぞれが適切に見合った場所で力を発揮できるようになっています。
さてこれが、活かせない環境になるとどうでしょうか？
全線で戦うものが後方に回ると何もできない事が多くなり、後方に強いものが前線に出ると耐える事が難しくなりやられてしまう。

現実の世界も同じで、皆それぞれにパラメーターが割り振られていると考えています。
但し、パラメーターを見る事は出来ないので、実際に物事を行ってパラメーターを確認しているのだと思っています。
向いていない仕事に就いたと分かった瞬間、向いている仕事に就いていると分かった瞬間に隠されたパラメーターが分かるのではないかと思います。

またパラメーターは、年齢や環境で変わり、ずっと維持していく事がむずかしいです。
自分の隠しパラメーターは、自分で発見しなければ分からない。
それを分かるようにするには、まずは、未経験の事に挑戦することだと思っています。
失敗を恐れて行動が出来ない、自分が分からないと言う方も多く、また人材不足と言う世の中でなかなか採用されない人もいます。

自分でチャンスを作り出して、行動する事が今後の時代に適した生き方なのではと思います。
アドラー心理学には「失敗」の概念はありません。それは全て「経験」になるので。
勇気を持つ事がこれからは特に重要です。