ヘルプマークとは？【＃19】
2024年5月1日に東北初・福島初の障害者向けサテライトオフィスを郡山市に開設いたしました、株式会社マインドです！
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さて今回は、「ヘルプマーク」についてお話します🆘
📍ヘルプマークとは？
街中でよく見かける「ヘルプマーク」
みなさまはご存じでしょうか？
見かけたことはあるけれど、どのような方がどのような目的で
身につけているものか までは知らなかったなぁ
という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そもそもヘルプマークとは…？
義足や人工関節を使用している方、障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見上からは分からなくても援助や配慮を必要としている方が、周囲の方に『配慮を必要としている』ことを知らせることができるマークのことです。
言葉で伝えずとも『困ったことがあったら助けて…！』と周りに示すことができます。
ここからヘルプマークについて詳しくお話していきます～📝
📍ヘルプマークのはじまり
ヘルプマークは、赤色に白色の十字とハートマークのデザインが特徴的で、日本グラフィックデザイナー協会が手掛けたものです。
赤色と十字マークは「助けを必要としている」
ハートマークは「助ける気持ち」を表しており
2012年から東京都で運用が開始されました。
ヘルプマークが制定された経緯は、2011年3月11日の東日本大震災において、障がい者や患者さんが必要とする支援の方法をうまく伝えることができなかったという現場の状況が発端となっているそうです。
じっくりじっくりマークを見てみると、それぞれの気持ちが
きちんと込められているのですね…！📚
📍ヘルプマークが必要な理由
ヘルプマークを持つ方は、外見からは見えにくい障がいや病気を持つ方が
多いため、周囲から理解や支援を得ることが難しい場合があります。
たとえば、心臓病や人工関節を持つ方、発達障がいや難病を抱える方が、
ヘルプマークを使用しています。
このマークを持っていることで、周囲の人々が配慮を示し、
必要な支援を提供することが期待されます。
このような方々は、障がい等が外見から分からないからこそ、
外出先で困ってしまうのではないかという不安を抱えていたり、
トラブルに遭うおそれがあるため、ヘルプマークがひとつのお守りのような存在になっています。
📍ヘルプマークを見かけたらどのような配慮が必要か？
ヘルプマークを見かけたら、その方に対して
思いやりのある行動を心がけたいです。
例えば…
電車やバスの中で席を譲る
駅や商業施設等で困っている様子を見かけたら声をかける
災害時は、安全に避難するための支援 など
自分から助けてほしい…！と発信できない方もいらっしゃるため
周りの様子を見て、優しく声かけをする配慮も求められます。
📍ヘルプマークの取得方法
ヘルプマークは、各自治体の福祉担当部署や指定された窓口で
無料で配布されています。
取得には、特に障害者手帳や診断書などの提出は必要なく、
自己申告で受け取ることができます。ヘルプマークを必要な方々がスムーズにマークを利用できるようにするため、配布に際しても配慮がされています
※具体的な配布場所や取得方法は、各自治体のウェブサイトや
福祉窓口で確認できます。
また、ヘルプマーク配布の対象者は、特に基準は設けられておらず、
「外見からは見えないヘルプ」に気づいてもらうためのマークなので、
発達障がい、知的障がい、精神障がいの方も、もちろん利用できます。
📍最後に
ここまで、ヘルプマークについてお話してきました。
私は電車で通勤しているため、車内でヘルプマークを見る機会が多くあります。実際には、お持ちのカバンについていたりすることが多いですが
ヘルプマークをつけていない場合も、助けを求めている方がそばにいらっしゃるかもしれません…！
少しずつ「周りの方への思いやり・配慮」という気持ちをもって
日々を過ごしていけたら、素敵な毎日になりそうですね✨
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