古代の叡智を受け取れ!

あれは2016年の春だったように記憶しているのだけど、ある日家にいて突然に家の近くにある大型の古墳に行きたくなった。

着の身着のまま転がり出るように家を出て、急き立てられるようにしてたどり着いた。

古墳のふもとの事務所で記帳し「しかしなんでまた古墳なんだろう?」と思いながらとりあえず事務所に展示してある出土品を眺めていた。

すると、頭の中に矢のように力強くテレパシーが響き渡った。


古代の叡智を受け取れ!!

なんだかとても力強いメッセージだった。


なんだ!?!?と戸惑いつつも事務所を出て、大きな古墳にあがるため階段を上っていると「よく来た」と。

誰なんだ??と思いつつもなぜだか涙があふれて止まらない。


古墳の中央で集中してみると、縄文時代か弥生のはじめか…?といったような風景が瞼の裏に浮かんできた。


当然高い建物などないだだっ広い土地の中に神殿があった。

なんというか、木造りの簡素ではあるが明らかにそれは神殿で、神社の原形のような感じに見えた。

この時代は巫女が国の代表で、神卸しで得たご神託を元に数人の男性神官が政(まつりごと)を執り行っているようだった。

巫女はあがめられていたしトップにはちがいなかったけど、私がみた光景の中では実権は男性神官が握っていて、巫女はちょっとお飾り的な感じもあったように思う。


神殿は平屋で濃い色の板間だったので新築ではない感じだった。

横長の板間の中央壁際には祭壇のようなものがあった。

その前では何か護摩焚きのようなものもあったかもしれない。


その祭壇の手前、神殿板間の中央で行われていた神卸しのご神事はセックスだった。

巫女が誰か男性と(神官かどうかは不明)交わり、体面座位の状態でトランス状態に入っていました。

セックスの高揚感で変性意識状態になった巫女はご神託を受け取っているようでした。


私はこの時は神卸しをまぐあいで行うということを知らなかったので、何を見せられているのかわからず多少混乱したけれど、このご神事には一切のいやらしさなどは感じることがなく、むしろとてもオフィシャルな雰囲気が伝わってきました。

当たり前のことで恥ずかしいことではないといった感じで、神聖なものとして執り行われていました。


視点が高くなっていき、神殿の外が見えてきた。

神殿から降りる外階段が4,5段あって、その下の砂利敷きになっているところに、男たちが数人並んでいた。


何か順番待ちをしている様子で、どうやら巫女様とのセックスの順番をまっているように感じました。


この当時の巫女のセックスは、ご神託を降ろすものでもあったし、男たちにパワーを与えるセッションのような役割もあったように伝わってきました。


一連の様子を見終わって目を開けた時、なんだか動揺していました。

この頃は不思議な体験をし始めたばかりだったこともあり、鮮明にビジョンが見えたり知らない情報を与えられたことも初めてだったので、オロオロしたんです。

「私がこれを見てどうしたらいいのだろう??」と。


するとまた頭の中に「少しずつでいいから思い出していくといい」と、焦らなくていいというようなことが入ってきた。


誰に返事をしているのかわからないけど「わかりました」と心で思って帰路についた。


家に帰って検索しまくっていわゆる「神殿娼婦」というようにのちに歪めて伝えられてしまうところの、巫女の神卸が存在ししたことを知った。

私が見つけた情報は西洋のものだったけど、まあ日本でもあったんだろうなという結論に至った。


巫女の心情なんかも伝わってきたけれど、それはまた別に書いてみたいと思う。












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