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TOKYO2020 オリンピックゆるゆるテレビ観戦記 #2

野球のオープニングラウンド 日本VSメキシコ戦をテレビ観戦。

オリンピックのときって、オリンピックでしか観られないスポーツを毎日毎日テレビが流してくれて、新しい発見があるのが楽しいと思うのだが、野球を観ていて思ったのは、ふだんからよく見ている選手たちがふだん見ている球場(ハマスタ)で海外のチームとオリンピックゲームをしているのがなんか不思議、ということだった。

それでもふだん日本のプロ野球をよく観ているからこそ楽しめることもある。
だいたいオーダーを見て、1番山田哲人、2番坂本勇人、3番吉田正尚、4番鈴木誠也、5番浅村栄斗、6番柳田悠岐、7番菊池涼介、8番村上宗隆、9番甲斐拓也…ときたら、私からしたらドリームチームだ。
ほぼ全員4番バッターになれるパワーヒッター揃い。
それだけでワクワクする。

初戦のドミニカ共和国戦は逆転サヨナラ勝ちというヒヤヒヤものだったが、私の推しメンである坂本勇人のサヨナラ打だったことを後から知り、心の中でガッツポーズをした。
第2戦のメキシコ戦は先制を許したものの、甲斐拓也のタイムリーですぐに取り返し、山田哲人の3ランホームランで突き放し、坂本勇人のソロホームランでダメ押しした理想的な展開での勝利だった。

山田哲人も私の推しなので相手を突き放す3ランは大変うれしく、さらに坂本勇人までホームランを打ったので、私としては言うことない素晴らしいゲーム運びだったが、甲斐拓也が地味にヒットを重ねてチャンスメイクしているのが印象に残っている。
鈴木誠也や村上宗隆にもっと派手に打ってほしいと思う一方、捕手でありながらバッターとしてもよい仕事をしている甲斐拓也、俄然応援する気になった。

野球はもちろん相手を上回る点を取れなければ勝てないので、タイムリーヒットやホームランにどうしても目は行きがちだ。
でも私がメキシコ戦を観て感じたのは、これだけ日本プロ野球界きっての強打者を揃えつつ、この人たち実は守備も高いレベルでうまいよね…ということ。
だからこそ日本代表に選ばれているのだろうけれど、他国の代表チームにこれだけ走攻守のすべてにおいてレベルの高い選手がたくさんいるところはないのではないか。

そうそう、好きなように走ってもいるじゃない、山田哲人も鈴木誠也も。
昔の日本の野球のイメージってこういうスピードと小技で他国を上回っていた感じだったけれど、今やそこにパワーまで加わっちゃっているのだから日本の野球のレベルは相当上がっていると思われる。

ただ、この侍ジャパンにはメジャーリーガーがいない。
打者はともかく投手陣がやや物足りないと言えば物足りない。

ここから先、目標である金メダルを勝ち取るには投手陣の出来が鍵だと思う。
マー君、いつ出る???

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