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お腹弱い歴=年齢

子供の頃から胃腸が弱い。
今まで何度このフレーズを使ってきたか分からない。
自分にとっては厄介な問題だし、生活や性格に大いに影響を与えている気がする。
冷たいものはもちろん、脂っこいものも食べるとすぐにお腹を下す。
牛乳もコーヒーもラーメンもNG。
給食は辛かった。
給食は残しちゃいけないと思い込んでいた小学生の私。
牛乳を飲むと5時間目の授業は地獄だった。
中学生になると、最初から食欲旺盛な男子にあげていた。

牛乳もコーヒーもラーメンも決して嫌いなわけじゃない(むしろ好きだ)から困った。
特に子供の頃は、周りがみんな美味しそうにアイスクリームを食べている時、一人我慢しなければならないのが辛かった。
今だって暑い日にはお洒落なカフェでアイスコーヒーやソフトクリームをしばきたい。
しかし、ひたすら我慢して熱い紅茶を飲む。
誘惑に負けて口にするとたちまち後悔の嵐だ。
その日はずっとトイレとお友達だ。

揚げ物だって大好きだけど、いつも一口くらい食べてあとは人に譲る。
たまにハンバーガーセットを無性に食べたくなって食べたら最後、その後数日はお粥を食べていても下痢してしまう。

そんなわけで、若い時はひどく痩せていた。
食べるのが怖いので食も細かった。
食べることにそもそも興味がなかった。

中年以降、例に違わず中性脂肪がどんどん増えるばかりだが、相変わらず月の半分くらいの日数はお腹の調子が悪い。
食べる量が増えたわけではないのに、代謝が悪くなった上に、運動しないから体重は増える一方だ。
毎年人生最高を更新し続けている。

料理も嫌いだ。
何を食べても同じ結果なら、わざわざ時間をかけて料理する意味が分からない。
それでも、子供には食べさせないわけにいかないので、頑張って作っていた。
夫と二人暮らしになった今は、ほとんど料理をしない。
有難いことに、夫は料理が好きだし、私が作らないからと言って文句を言ったことがない。
世の中うまくできている。

最近暑くなってきたせいで自律神経が乱れているのか、ことさら調子が悪い。
だいたい昼食後に痛くなることが多いので、午後の外出は怖い。
冷たいもの、脂物を避けても良くならない。
以前は山歩きなどもしていたが、いつトイレに行きたくなるか分からないので怖くて行けなくなった。

そもそも、痛い思いをするのも嫌だし、常に不安がつきまとうのもストレスだ。
病院へ行くと、十中八九「過敏性腸症候群」だと言われる。
不安に思うことがさらに症状の原因になっているのだろう。
今は、「過敏性腸症候群」を抑える薬を病院で出してもらっている。
が、それが効いているのかどうか定かではない。

それでも、食べられるものなら美味しいものを食べたいし、痛みと不安から解放されたいとずっと願っている。
そんな折、この本を見つけた。

30秒なら私にも続けられるかも???
藁にもすがる思いで手に取った。
読んでみると、ほとんど便秘に悩む人のためのお話だったが、腸の調子を整えるというなら下痢にも効くかもしれない。
しかも、自分にも習慣にできそうな難しくない腸活だ。
しばらくこれを続けてみようと思う。
効果の程は今後をお楽しみに。

同じように胃腸が弱い人がいたら、日々どんなふうに対処しているのか、あるいは克服したのかぜひ教えていただきたいのである。

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