絶景×美食の楽園 南仏のエズ村
夫に「魅力が失われた」という非情な宣告を受けつつ、私が女子旅に出かけた素敵な土地。
それは、ニースとモナコの間、崖の上にある小さな村、エズ。
ここは断然、女子旅をおすすめしたい。
香水で有名な南仏グラースが近いからか、フラゴナールという小さな香水屋さんも村の入口にあり、すでにここで楽しい。プロヴァンス地方のラベンダーのことを教えてくれたり、これまた可愛いポーチやらハンカチが並んでいて、乙女心を思い出す、10年越しの修学旅行気分なのである。
そして、街がとにかく異世界。語彙力がなくて無念すぎるが、ファイナルファンタジーのようなディズニーのような。いつからこの景色なんだろうという、石の街×ちょくちょく見える青くて広い地中海。
そして1番の目的。ホテル、シャトー ドゥ ラ シェーブル ドール。エズに行く人(日本人?)は必ずと言っていいほど食事をするというグルメレストラン。
もちろんグルメでもなんでもない私なので、敷居の高さやら金額に少し震えたが、ここまで異世界に来たらこの金額を出しても惜しくない!という気持ちになってくる。(もちろん宿泊はしておりません・・)
ホテルに入ってから、人間を含め見るものすべてが美しくて目が眩みそう。ディズニーランドの王子様役に抜擢されかねない、もう「王子様」のイメージを全て凝縮したような方々が、こんなにウロウロしていていいのか?
壁がほぼガラスになっていて、地中海が果てしなく青い景色。初めて結婚式に出席したときの感動を10倍にした感じである。
そして料理。ファンタジーすぎて時空が歪み、永遠に前菜が出て来るのか?と思われたコースの始まりはエズの地方の特徴なのだとか。何もかもが美味しすぎて、苦手なラムですら嘘ではなく心から美味しかった。
春先でベストシーズンではなかったからか、レストランも空いていてゆったりした気分で食べられた。
というわけで、今回はひたすらに美しい景色と美味しいレストランの食事を報告したいだけなので、あとは写真を見て頂きたい。
レストランの名前にもなっている「金の山羊」を探してみてください。
たまにはこういう内容も。
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