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企業・個人の取り組みの重要性

いつもご愛読いただきありがとうございます。米田が担当いたします。今回は、「生産」「消費」に焦点を当て、SDGsに基づいた行動指針を提示します。

まず初めに、理想的な「SDGs的生産・消費」の流れを提示します。

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SDGsの普及は、企業現場>世間 であるのが現状です。

上記を踏まえて、SDGsの背景を振り返ります。

ミレニアム開発目標(MDGs)とは、2000年9月にニューヨークで開催された「国連ミレニアム」サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」を基にまとめられたものです。極度の貧困と飢餓の撲滅など2015年に達成すべき8つの目標を掲げ、一定の成果をあげました。SDGsはこのMDGsを引き継ぐ形で採択されたものの、SDGsとMDGsはいくつかの点で異なっています。

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MDGsは途上国の開発問題が中心で、先進国はそれを援助する側という位置付けであったのに対し、SDGsは、開発側面だけでなく経済・社会・環境の3側面すべてに対応し、先進国にも共通の課題として設定しています。それに伴い、掲げられた目標も全人類が取り組むべき課題として、目標の数も8から17に増えてより包括的となりました。さらに、SDGsでは、課題を解決するために、企業の創造性とイノベーションに期待を寄せており、企業の役割が重視されています。

参照URL
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs.html


SDGsと企業の関わり
SDGの達成に向けて民間企業が果たす役割は大きく国際社会からも期待されており、SDGsへの取り組みは企業にとって欠かせない経営指針となっています。現在、日本の多くの企業ではSDGs達成に向けて様々な取り組みが行われています。

具体例
SUNTORY 
 次世代環境教育「水育(みずいく)」
2018年で15年目を迎える次世代環境教育「水育」は、子供たちに、自然のすばらしさ、そして水や水を育む森の大切さに気付いてもらい、未来に水を引き継ぐために何ができるのかを考える、サントリー独自の次世代教育プログラムです。「森と水の学校」は、小学校3~6年生とその保護者を対象に実施しており、「サントリー天然水」を育む広大な自然を体験することを通じて、「水の大切さ」や「水を育む森や自然の大切さ」を学ぶプログラムです。また、小学校で先生方と一緒に行う「出張事業」は、小学校4・5年生を対象に実施しており、映像や実験を通して、自然のしくみや大切さを学び、未来に水を引き継ぐために何ができるのかを考えます。こうした活動には、2018年までに約16万3千名の子供たちにご参加いただきました。

参照URL
https://www.suntory.co.jp/softdrink/company/sustainability/index.html


アート引越センター(アートコーポレーション株式会社)
 子育てサポート認定企業「くるみん」を取得しています

保育事業のアートチャイルドケア株式会社では、次世代育成支援対策推進法に基づき、「子育て支援に積極的に取り組んでいる」企業として、厚生労働大臣から「くるみん」の認定を受けています。働きやすい環境や制度を整えることは高品質な保育の大前提であると考え、「日本一保育士が働きやすい委員会」を設けるなど、すべての職員が、このような制度があったら良いという要望や意見を自由に言える環境を育み、さらに働きやすい制度の導入をめざしています。

参照URL
https://www.the0123.com/company/httpssdgs.html


ここで取り上げたのは企業の取り組みの一例ですが、
もっと知りたいという方はこちらの外務省のURLからご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/case/org1.html

SDGsは個人にとっては難しい?
地球規模の非常に壮大なテーマであるSDGsは遠い世界のもののように感じますが、SDGsは身近な場所から考え行動できる目標です。そのため、まずSDGsを正しく知り理解し、行動に移すことが大切です。

個人の取り組みの例
・買い物にはマイバッグを持っていく。
・コンセントはこまめに抜いて、電気を節約する。
・エアコンの温度に気をつける。
・SDGsに関する取り組みをSNSでシェアする。
・企業の取り組みを知り、持続可能で環境に優しい取り組みをしている企業のものを買う。

他にも沢山、個人にできることがあります。
国際問題の解決に努める国連はSDGsの目標達成に関して、様々な活動をしています。そのひとつとして誰でも簡単に実践できる、SDGsの目標達成に向けた取り組みをアクション・ガイドとして公開しています。

こちらの国連のURLからご参照ください。
持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/24082/


大切なのは、SDGsは遠い国の話ではなく、地球市民である私たち一人一人の身近な問題であると意識することです。
こうして、このサイトを読んでくださることも立派なSDGs実現に向けての行動といえます。個人、企業、地域、国、世界がみんな一丸となってSDGsに取り組んでいきましょう。

最後に、
湊ゼミでは、SDGsをより多くの人に、楽しく知ってもらうツールとして『SDGsカルタ』を作成し、商品化に向けてクラウドファンディングを行なっています。応援のほど宜しくお願い致します。

URLはこちらから

https://camp-fire.jp/projects/view/219877?utm_source=lineat_pj&utm_medium=social&utm_campaign=219877