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「だれ一人取り残さない」

今回、記事を担当します、大長源と申します。

前回投稿の「SDGsってなに?」を踏まえ、「だれ一人取り残さない」についてまとめます。

SDGsについて、より深く知りたい!!という方は、是非、前回投稿をご覧下さい!!

「SDGsってなに?」URL

https://note.com/minatozemi/n/n8379512b4648/edit

「だれ一人取り残さない(No One Left Behind)」は、SDGsの理解しておくべき重要コンセプトです。

このコンセプトの根本には、グローバル化による経済成長の恩恵から取り残された地域の、極端な貧困や経済格差などの問題解決なく、持続可能な成長はなし得ないという認識があります。

では具体的に、どういった行動がなされているのでしょうか? 日本の事例を紹介します。

日本は、豊かで活力のある「誰一人取り残さない」社会を実現するため、一人ひとりの人権保護と能力育成に焦点を当てた「人間の安全保障」の理念に 基づき、世界の「国づくり」と「人づくり」に貢献し、SDGsの力強い担い手たる日本の姿を国際社会に示すため、『SDGsアクションプラン2020』を構想し、実施しています。

『SDGsアクションプラン2020』には、3つの大きな柱があります。

①ビジネスとイノベーション ~SDGsと連動する
「Society5.0」の推進~
②SDGsを原動力とした地方創生、強靱かつ環境に優しい魅力的なまちづくり
③.SDGsの担い手としての 次世代・女性のエンパワーメント

この3つの柱を中核とする、「日本のSDGsモデル」の展開を推進しています。

参照URL(外務省「持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて日本が果たす役割」)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/2001sdgs_gaiyou.pdf

また、「だれ一人取り残さない」という目標を地域から達成すべく、自治体がSDGsの達成に向けた取り組みを提案する都市があります。この都市を、『SDGs未来都市』と言います。

2018年の段階で、29都市が認定されており、2019年では、31都市が認定されています。

参照URL(内閣府地方創生推進事務局「環境モデル都市・環境未来都市・SDGs未来都市」)https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kankyo/

次に海外の事例を紹介します。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)では、「だれ一人取り残さない」世界の実現のため、難民や国内避難民、無国籍の人々が取り残さ れることのない開発計画を重視しています。

その支援例として、

『ふるさとを離れても、心身ともに健康な毎日を』
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
『避難に使ったボートをリサイクル~難民に希望を与える仕事を』
8.働きがいも経済成長も

このような支援をしています。こちらもURLからご参照下さい。
https://www.unhcr.org/jp/wp-content/uploads/sites/34/2019/07/201907_UNHCR-and-SDGs.pdf

現状として、このコンセプトは実現するのが難しいと言われています。

しかし、難易度以前に、私たち一人一人がこの問題に目を向け、考え、行動していくことが大切なのではないでしょうか?

「だれ一人取り残さない」は、皆様に是非考えていただきたいキーワードです。

SDGsの目標達成に年齢は関係ありません。

この世の中をよりよいものにする主人公は、人類に他なりません。

今まで遠く感じた身近な問題に一緒に目を向けてみませんか?

私たちは、SDGsをより多くの方に知ってもらい、楽しく学べるツールとして、『SDGsかるた』を作っています。

是非、皆様のお力添えお待ちしております。

クラウドファンディングに挑戦しています。URLを貼っておきますので、お時間ございましたら、チェックのほどよろしくお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/219877?utm_source=lineat_pj&utm_medium=social&utm_campaign=219877