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【無料】鹿児島産養殖ブリ産地市況レポート 2022年11月

 鹿児島県内主要産地の養殖ブリの2歳魚浜値は11月上旬、前年同月比キロ300円高の1200円(1尾3~4キロ)で前月から動きがない。高値から国内販売の動きは鈍い状況が前月から続いている。

 同産地の2歳魚浜値は過去20年中、最高値を4カ月間維持する。同魚高値は稚魚不漁から販売可能尾数が極端に少ないことが主因。

 産地筋は「今年は円安から輸出筋の引きが強かったが、在池不足から今秋から輸出量が鈍ってきた」と話す。今後については「次に国内向け浜値が動くのは最需要期の12月と思うが、それは今冬の国内需要次第だろう」と話す。

【みなと新聞電子版2022年11月15日配信】

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