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夕雪さんに感謝を込めて💌(お手紙)

先日、夕雪さんがkindle版の小説『メロトノーム』を読んでくださった後、それはそれは素敵な記事を書いてくださいました。


ご存じの方も多いと思いますが、夕雪さんは小説の出版をご経験されている方で、私も密かに憧れている方です。


夕雪さんの作品は、優しい世界観から物語へのラストへの流れが素晴らしく、泣かされてしまうんです。
(辛い涙というよりも、温かい涙です)

☆おすすめの作品! 小説投稿サイト『魔法のiらんど』で「キラッと光る!新人作家(6月)」に選ばれ、最後のたまごまる杯にて金賞を受賞された作品です。
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今日は、そんな憧れの夕雪さんに、感謝を込めてお手紙を書こうと思います。

気持ちが届いたら嬉しいな。

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夕雪さん

先日は、kindle版『メトロノーム』をご紹介くださって、ありがとうございます。

素敵な感想を聞かせてくださって、更に、レビューでも「何度もよみかえしたくなる作品の一つ」と言ってくださって、本当に嬉しかったです。

物語を書いているときは一人だけれど、こうやって作品を読んでいただいて気持ちを伝えていただいた時、
「わあ、私の中の世界が伝わった!」とそれはもう、とっても感激して涙が出てきます。

物語を共有できる喜び、物語がこの世界に増えていく喜び、コトバの省略が進む世の中で小説を好きな仲間がいる喜び、小説を通して心が触れ合える喜び。

これは、小説を書き始めて、初めて知った感動です。

感謝の他に、お手紙で何をお伝えしようか迷ったのですが、知りたいと言ってくださった、『メトロノーム』や私の小説の書き方について、少しお話できたらと思います。

まずは、『メトロノーム』について。

実は、『メトロノーム』をnoteで連載していた時、細かなプロットも作らず、一回一回、ライブ(?)のような感覚で連載を投稿していました。

なので、後から見直すと言葉の使い方が間違っていたり、そもそも名詞が違うなんていうミスもよくありました(あえて、まだ残していたりします)。

kindle版『メトロノーム』は、より小説らしくすることを意識して修正をしたので、こちらを夕雪さんに読んでいただけて、本当によかったです。

感想を頂いて驚いたのは、その視野の広さ。
夕雪さんは書き手の視点からも物語を見てくださって、感動しました。

私は、小説や物語を読むときに、雰囲気や共感で感じ取っているところがあるので、言葉で説明できることがすごいと思うんです。

特に、「森谷」をどのように書きたかったかを汲んでくださって、嬉しかった。物語の中では「悪役」だけれど、意外と愛されてるんだなと思うと、「森谷、よかったね」なんて思ったりします(*´ω`*)ゞ

実は、物語後半で、加倉が森谷を殴る……ということも考えたのですが、どうも空想の中でも、暴力や傷付けることに躊躇いがあって。

いつの間にか物語の人物たちが、「知っている人間」みたいになっていたのかも……?

いつか、サスペンスを書く日が来たら、心を決めなければいけませんね(笑)。


最後に、私が小説を書く時のお話を。

夕雪さんの記事を読んで、私も最近、簡単な設定やプロットをノートに書くようになりました!成長です!

長い小説を書くには、本当に簡単すぎるものですが、調べた情報をまとめたり、後から見返すのに役立ちますね(←今更感💦)。

今のところ、私は詳細を決めずに書いてアウトプットしていくことで、登場人物たちが動き出し、物語が進んでいく気がしています。

一人称で書いているので、小説を書いている客観的な私と、物語の中で出来事を見ている人物が、自分の中で同時に存在している感覚があって、「入ってみないと分からない」のかもしれません。

また、小説を書くための専門的な勉強をしているわけではないのですが、日々心がけていることがあります。

それは、自然に触れること。

近所の散歩でも何でもいいんです。
見かけた花や植物を、とにかく触ります。

森の中で鳥の声や虫の音がどこから聴こえるのか、耳を澄ませます。

その日その日のにおいや風を感じます。

季節を感じ、それが心地よいのか、嫌なのか、どう感じている自分がいるのか、それは何に似ているのか、見つめてみます。

私は言葉選びがあまり得意ではないので、触覚や嗅覚などの五感を通して、「何とか伝わってほしい!」と思いながら書いているのかもしれません。

それともう一つ。

「プレバト!!」という番組の俳句コーナーを時々観ます。

俳句は字数が限られた中で厳選した言葉で景色を作り出すので、とても参考になる気がしているんです。

俳句の夏井いつき先生は少し辛口なところがありますが、的確で目から鱗が落ちる解説です。

「赤いりんご」と書いたら、「りんごは赤いとわかるでしょうがー!」なんて声が聞こえてきそう(笑)。

俳句で用いられる季語も、雨や風に季節ごとに様々な名前が付いていて、とっても素敵です。


とても長いお手紙になってしまったけれど、大丈夫でしょうか。
まとまりがないので、ちょっと心配です。

私も、いつか夕雪さんと小説の書き方や向き合い方についてお話したり、本気でお話を聞いてみたいです。

そんな素敵な機会があったら、うれしいです。

今回は、私の超自己流の創作秘話(?)をお伝えしましたが、少しでも面白く思っていただけたらうれしいです。
(参考になるかは別問題です(笑))

これからも、夕雪さんの雪のようなふんわりと優しい世界に、強い思いの光る物語を楽しみにしています✨

いちファンとして、応援しています🍀

  みなとせ はる

*幻想的なヘッダー画像は、夕雪さんのお写真を使わせていただきました。
 ありがとうございます☺️












いつも応援ありがとうございます🌸 いただいたサポートは、今後の活動に役立てていきます。 現在の目標は、「小説を冊子にしてネット上で小説を読む機会の少ない方々に知ってもらう機会を作る!」ということです。 ☆アイコンイラストは、秋月林檎さんの作品です。