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アプリ開発資金の獲得

前回のおさらい

前回のお話でチェック式で看護記録を行えるようなアプリを作っていくことが方針として決まりました。

しかし、私たちではアプリ開発をすることができないので、
アプリ開発を外部にお願いする必要があります。
そして外部にお願いするにはお金が必要となってきます。

今回はどうやってアプリ開発をお願いするための資金を獲得したかについてお話をしていこうかと思います。

ものづくり補助金に挑戦する

ある日、社長よりお声がかかりました。
「ものづくり補助金に挑戦してみようか」

私がものづくり補助金というものがあることを知ったのは
この時が初めてでした。
簡単に説明すると、ものづくり補助金とは、
中小企業や小規模事業者などが革新的なサービス開発や試作品開発などに
取り組むことを支援してくれるものです。

約3か月に1回のペースで公募があり、みなとまちで応募した枠では
採用されれば最大1000万円を支援してくれるとのことでした。

支援を希望するには、応募し、採択者として選ばれなければなりません。
ホームページに公開されている採択者数をみると、だいたい採択者数は
2000人台が多いので、定員数のようなものもあるのかもしれません。
その時の公募期間によって応募人数も変わるので、
倍率も変動しますが、過去の応募者数と採択者数をみると、
1.5倍~3倍くらいの倍率が多いようです。

ものづくり補助金には通常枠以外に、2022年12月時点では、
・回復型賃上げ・雇用拡大枠
・デジタル枠
・グリーン枠
・グローバル市場開拓枠
といった、いろいろな採用枠があり、
自社がやりたいことに一番適している枠に応募します。

みなとまちが応募したときは、低感染リスク型ビジネス枠があったので、
それに応募することにしました。

応募するには事業計画書など、いくつかの資料を作成する必要があり、
応募することを決定してから事業計画書を作成するのに必要な資料の
準備など、約4か月かけて準備していきました。

ものづくり補助金の採択が決定

約4か月かけて申請に必要な書類を作成し提出したのち、
約1か月ほどの審査機関を経て、
なんと嬉しいことに補助金の採択決定の連絡が来ました!!

補助金の採択が決まったことにより、これでアプリ開発費用の問題も
クリアすることができました。

採択が決定したあとは、
事業計画書に記載したスケジュール通りに開発を進めていけるよう、
開発の準備に取りかかっていく流れになります。


さて、今回はここらへんでまた次回へと続きを書こうと思います。
本来の話の流れでいうと、次回はアプリ開発に着手していったときのことをお話する流れですが、今回ものづくり補助金に応募し、幸運にも採択
いただける形となったので、どんな内容を記載したのか、何に気をつけて
事業計画書を作成したか、などを次回のお話として書いてみようかと
思います。もし誰かがものづくり補助金に応募するときの参考に
少しでもなれば幸いです。

次回はこちら↓