【セカンドハウス購入エッセイ第81回:残り165日】うどんを自分で作ってみたい。
2拠点生活をしている松岡さんはうどんを自分で打ってた
以前から継続して見ている、ソフィアの松岡さんの2拠点生活。家はどんどんできてきている。現在はガレージの中を自分の手で改装しながら自分で作った囲炉裏で、焼きりんごを作ったり、小麦粉から自分でうどんを手作りしていた。
松岡さんの話では、うどんは絶対に自分で作った方が良いと言うことだそうだ。既製品のうどんは太さも硬さも均一である。でも自分で手打ちをするうどんは硬さや太さもバラバラ。だからこその魅力があるということだ。
味付けは超シンプル、いわゆる釜揚げうどんと同じで、生じょうゆと卵のぶっかけ。前回も作っていた、焼きみかんや貧乏飯のように無駄な調味料は何も使っていないが、松岡さんはすごくおいしそうに食べている。
子供たちにはぜひこういう体験をさせてやりたい
自分がうどん作りをやってみたいと言うことももちろん考えるが、1番は子供たちにこーゆー体験をやらせてあげたいと言うことだ。いつもはスーパーで冷凍のうどんを買い電子レンジで温めて生生のスープをお湯でとかしその中につけるだけ。
でも本当は、小麦粉を練って足で踏んだり引き伸ばして包丁で切って麺にする。
学校では教えてくれない、でもいろんな刺激や食べることの喜び、作ることの感動なんかを与えてくれると思う。
おそらく、子供たちに教えたいことは、苦労することではなく、生きるということがどういうことかについての体感だと思う。
生きることに丁寧である。
現代人の生活は、仕事をしてそれによって手に入ったお金をスーパーで食材に交換し、それを口の中に入れる。確かに知らないと言う事ではその通りだと思うが、もともと人間が動物として持っていた食べることの喜びや、生きることの楽しみが実は抜け落ちている感じがする。
例えばキャンプに行ってバーベキューを食べるときの食事の美味しさは、外にいる開放感や友達とワイワイ喋ると言うことも加えた上で、本来人間がご飯を調理しそれを食すると言うことに対して集中していること、今風に言えばマインドフルであること。
松岡さんが自分が作ったうどんをおいしそうに食べるのは、きっとその幸せを知っているからだと思う。
生きる事に対して一つ一つ丁寧であること、そしてそれが幸せを生んでくれるんだと言うことをちゃんと理解していること。
それを子供たちには知って欲しいなと思っている。
ではでは。
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