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【セカンドハウス購入エッセイ第90回:残り130日】ローン!いよいよお金の問題だ!

人生初のローンに当たり緊張したこと。

僕は36歳になる今まで、住宅ローンを含めた一切のローンを経験したことがなかった。そもそも、自分の人生の先にお金による制限がある事は自分の人生においてプラスにならないと思っていたので、できるだけローンを避けてきた。

今の家も賃貸だ。もちろん東京都港区で5人家族で住むとなるとそれなりの広さが必要で、当たり前だが月々の支払いは高くなる。それでも、賃貸の方が自由度が高いし、子供が仮に大きくなったときには自分たちの家を別の場所に移し、賃料を引き下げたり、子供たちが独立した暁には、自分たちは狭い家に住んでも構わないと思っている。

しかし、今回セカンドハウスを建てようと決めるにあたって、自分の資産と、自分のセカンドハウスが必要だと思うタイミングを鑑みた時に、ローンを使おうと言う決断をするに至った。

やはり、ローンをすれば将来にわたって常にお金が必要なわけであり、債務を持っていると言う事は今後も何かしらの足かせになる可能性はもちろん消えるわけではない。

ここはメリットとデメリットを非常によく考えた。せっかくのセカンドハウスができたのに、自分は資産に置いて不安になったり、ずっとローンに苦しめられると言う将来はとても嫌だった。

実際に1週間位ちゃんと寝ることができない日々が続いた。しかしそれでもやっぱりローンを使おうと思ったのは以下のような理由がある。

現在の金利の低さ!

金額面で1番大きかったのは、現在のセカンドハウスに使うローンの金利の圧倒的な低さだ。無印良品の家が提携している、セゾングループのフラット35と言う商品を使わせてもらったが、現在のローンの金利は、約0.8%。1%もないと言うことだ。

例えば、10,000,000円の借り入れをした時、1%だったとして20年後の返済金は、1,000,000円が増えた約11,000,000円である。これは劇的に安い。20年間もお金を借りながら、たった1,000,000円しか増えないと言うことだ。

年間で言うと、50,000円ずつしかかからないと言うことになる。

後から知ったことだが、自分の親たちが家を買うときには、これが7、8%だったらしい。

仮に7.5%だったとして、10,000,000円借りると総額の返済額はなんと19,000,000円を超える。ほぼ2倍の金額を払わなければいけないと言うことだ。

これは恐ろしい…。

政府の方向性やいろいろな理由はあると思うが、いずれにしても現在の住宅ローンは破格に安いと。なので使う際のデメリットがかなり少なくなった。

お金の使い方が重要

後は、結局お金と言うのは幸せになるための要素を交換することによってでしか意味がないと思っている。つまりどのようにお金を使うのかが重要であり、それはタイミングや内容をしっかり理解する必要がある。

お金の稼ぎ方に関しては多くの大人を真似すればなんとなく理解はできるものの、こういった高額なお金の使い方が自分にとって本当に幸せになるのかどうか誰も教えてくれない。

今回のセカンドハウス購入にあたって、自分の子供のことを考えたり自分の働き方を考えたり自分の将来について思いを馳せる事は非常に勉強になった。そしてそのプロセスの中でこのローンを払うことの意義に夫婦共々納得をした。だからこそ一定の金額のローンをしても後悔をしないと言う気持ちになったんだと思う。

お金の使い方について少しでも参考になればと思います。

ではでは。

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