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💊【🏥調剤編】とある日の投薬と疑義照会・【Xから】

X(旧:Twitter)からのネタだぜ。

※市販薬やドラッグストア等にも関係するので、"#薬剤師ミナトメモ"もつけてるぜ!

嘔吐と下痢、血便の症状(投薬にて判明)がある患者さんにブチルスコポラミンが処方されていた。

<ポイント>
細菌性下痢:発熱嘔吐の有無を確認。
どちらか当てはまるなら、細菌性の下痢の疑いがある。

ブチルスコポラミンは腸の動きを低下させ、結果として症状の悪化をきたす場合がある"細菌性下痢"には原則禁忌だ。

医療用:ブチルスコポラミン臭化物錠

ただ、必要とする場合には慎重に投与することにはなるが、疑義したら削除になった。結果的に、抗生物質と整腸剤のみの処方へ。

ちなみにブチルスコポラミンといえば、
市販薬ではブスコパン!

その後、嘔吐と下痢から軽度の脱水症状の傾向が見られるため、俺は薬局にあった常温保存のOS-1を投薬でオススメした。(冷たいOS-1もあったが、冷たい飲み物は腸を刺激し、下痢を悪化させる可能性があるため)

OS-1
下痢や嘔吐したり、過度の発汗したりなど、既に水分が失われてしんどい時に
OS-1の公式サイト(https://www.os-1.jp/faq/15/)にもちゃんと記載あり。


よって、下痢により失われる水分と電解質補給にOS-1はオススメできる。

⚠️注意:OS-1は、脱水の予防として日常的に飲むものではない

以上。
ここまで見てくれてサンキュ~


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